室内に侵入する黄砂・PM2.5
一昨日は全国的に黄砂の飛来が確認され、外に出れば鼻はムズムズ、喉はイガイガ、春先から今頃にかけて毎年、アレルギー症状に悩まされていることもあり、黄砂にも敏感に反応してしまいます。
家の中に入っても直ぐにに症状が解消されることはありません。
室内に置いてあるダイソン扇風機のモニターで確認してみると、驚きの数値でした。
喚起のために窓を少し開けた状態での室内のPM2.5の濃度は13~14㎍/m³、PM10は21~24㎍/m³でした。
確か、昨年の秋ごろにはPM2.5は検出されなかったはずです。
さっそく窓を閉めて空気清浄機を作動させ、しばらくするとPM2.5については7㎍/m³ぐらいまでは下がるのですが、それ以上は下がりません。換気扇の隙間や別の部屋から流れ込んで来るせいかもしれません。
蒸し暑くても我慢して窓を閉めるとか、ファンを強めて強制的に空気を循環させるとかすれは数値はもう少し改善されると思いますが、騒音の問題とか現実的ではありません。
昨日は黄砂の飛来が少ない日でしたが、窓を少し開けた状態で、PM2.5は6㎍/m³前後、PM10は10㎍/m³前後でした。
予想通り、外気と室内は連動しているようです。

これらの微粒子を完全に室内から取り除くことは無理ですが、モニターの色分け、緑色「きれい」、黄色「やや汚れている」、オレンジ色「汚れている」、赤色「とても汚れている」の4段階のうち、上記の数字でも緑の「きれい」の表示なので、あまり心配することはなさそうです。
よく聞く「黄砂」と「PM2.5」ですが、違いをご存じでしょうか?
黄砂とは、中国大陸などから土壌や鉱物粒子が偏西風によって飛んでくる現象、または、その粒子のことです。
黄砂の粒子は石英や長石などの造岩鉱物、雲母、カオリナイト、緑泥石などの粘土鉱物を含んでいます。その大きさは1~30㎛ですが、日本に到達する黄砂の粒の直径は4㎛前後の物質が多いそうです。
黄砂はほぼ年間を通して日本各地で観測されますが、特に春先に多く飛来する理由は、この時期になると中国の砂漠地帯の積雪や凍土が溶け、黄砂が風に巻き上げられやすくなるためです。その後、6月頃には中国大陸の発生源地域に雨が降り、徐々に収まってきます。
PM2.5は大気中に浮遊している直径が2.5μm(1μm=0.001mm)以下の粒子のことです。
ボイラーや焼却炉、火力発電所、工場などから排出された化学物質や、それらが二次的に化学反応して生成された化学物質です。
組成は、主に炭素成分、硝酸塩、硫酸塩、アンモニウム塩、ケイ素、ナトリウム、アルミニウムなど、さまざまありますが、その中には直径2.5μm以下の微小な黄砂も含まれます。
中国に限らず国内でも発生し観測されていますので、PM2.5は場所や季節を問わず、一年中発生しています。
黄砂による被害
黄砂の健康被害としては、目、鼻、皮膚などのアレルギー症状のほか、気管支喘息や気管支炎、肺炎などの呼吸器疾患との関連が指摘されています。また、黄砂の飛来と心筋梗塞による入院や発症増加との関連を示す報告もあります。
そのほかの被害として、社会インフラの被害のほか、農作物や畜産関連の被害、交通への影響、精密機器製造への影響など様々な方面に及んでいます。
PM2.5による被害
黄砂と同じように気管支喘息や気管支炎など呼吸器系への影響が目立つ他、肺がんのリスク上昇や、循環器への影響も懸念されています。
詳しく知りたい方は下記のサイトをご覧ください。
https://minnaair.com/blog/3980/
自分ではどうすることもできない黄砂やPM2.5の問題ですが、黄砂の飛来が予測される日には外出を控える、空気清浄機を使用する、マスクを着用するなどの対策をして被害を最小限に抑えたいものです。


家の中に入っても直ぐにに症状が解消されることはありません。
室内に置いてあるダイソン扇風機のモニターで確認してみると、驚きの数値でした。
喚起のために窓を少し開けた状態での室内のPM2.5の濃度は13~14㎍/m³、PM10は21~24㎍/m³でした。
確か、昨年の秋ごろにはPM2.5は検出されなかったはずです。
さっそく窓を閉めて空気清浄機を作動させ、しばらくするとPM2.5については7㎍/m³ぐらいまでは下がるのですが、それ以上は下がりません。換気扇の隙間や別の部屋から流れ込んで来るせいかもしれません。
蒸し暑くても我慢して窓を閉めるとか、ファンを強めて強制的に空気を循環させるとかすれは数値はもう少し改善されると思いますが、騒音の問題とか現実的ではありません。
昨日は黄砂の飛来が少ない日でしたが、窓を少し開けた状態で、PM2.5は6㎍/m³前後、PM10は10㎍/m³前後でした。
予想通り、外気と室内は連動しているようです。


これらの微粒子を完全に室内から取り除くことは無理ですが、モニターの色分け、緑色「きれい」、黄色「やや汚れている」、オレンジ色「汚れている」、赤色「とても汚れている」の4段階のうち、上記の数字でも緑の「きれい」の表示なので、あまり心配することはなさそうです。
よく聞く「黄砂」と「PM2.5」ですが、違いをご存じでしょうか?
黄砂とは、中国大陸などから土壌や鉱物粒子が偏西風によって飛んでくる現象、または、その粒子のことです。
黄砂の粒子は石英や長石などの造岩鉱物、雲母、カオリナイト、緑泥石などの粘土鉱物を含んでいます。その大きさは1~30㎛ですが、日本に到達する黄砂の粒の直径は4㎛前後の物質が多いそうです。
黄砂はほぼ年間を通して日本各地で観測されますが、特に春先に多く飛来する理由は、この時期になると中国の砂漠地帯の積雪や凍土が溶け、黄砂が風に巻き上げられやすくなるためです。その後、6月頃には中国大陸の発生源地域に雨が降り、徐々に収まってきます。
PM2.5は大気中に浮遊している直径が2.5μm(1μm=0.001mm)以下の粒子のことです。
ボイラーや焼却炉、火力発電所、工場などから排出された化学物質や、それらが二次的に化学反応して生成された化学物質です。
組成は、主に炭素成分、硝酸塩、硫酸塩、アンモニウム塩、ケイ素、ナトリウム、アルミニウムなど、さまざまありますが、その中には直径2.5μm以下の微小な黄砂も含まれます。
中国に限らず国内でも発生し観測されていますので、PM2.5は場所や季節を問わず、一年中発生しています。
黄砂による被害
黄砂の健康被害としては、目、鼻、皮膚などのアレルギー症状のほか、気管支喘息や気管支炎、肺炎などの呼吸器疾患との関連が指摘されています。また、黄砂の飛来と心筋梗塞による入院や発症増加との関連を示す報告もあります。
そのほかの被害として、社会インフラの被害のほか、農作物や畜産関連の被害、交通への影響、精密機器製造への影響など様々な方面に及んでいます。
PM2.5による被害
黄砂と同じように気管支喘息や気管支炎など呼吸器系への影響が目立つ他、肺がんのリスク上昇や、循環器への影響も懸念されています。
詳しく知りたい方は下記のサイトをご覧ください。
https://minnaair.com/blog/3980/
自分ではどうすることもできない黄砂やPM2.5の問題ですが、黄砂の飛来が予測される日には外出を控える、空気清浄機を使用する、マスクを着用するなどの対策をして被害を最小限に抑えたいものです。


- 関連記事
スポンサーサイト