買うんじゃなかった輸入オレンジ
一昨日のことですが、パソコンを使いはじめると、どこからか変な臭いがします。
有機溶剤のような人工的な臭いです。
直ぐに発生源は自分の手の指先であることが分かりました。
変な物には触れていないし何だろうと直前の行動を振り返ると、食後のデザートに食べたオレンジしか思い当たりません。
流しの三角コーナーに捨ててあったオレンジの皮を嗅ぐと同じような臭いがします。
食べている時はオレンジそのものの匂いに消されて気がつかなかったのですが、皮を剥いたときについた臭いが残っていたのです。
ハンドソープで、2回ぐらい手を洗っただけでは消えません。かなり頑固です。
直ぐにオレンジが入っていた袋を見ると、このようなシールが貼ってあります。

一部の防カビ剤について調べてみたら、芳香族と呼ばれるベンゼン環を含んだ化学構造のものが多いようです。
やはり嫌な臭いの正体はこれだったようです。
めったに買わない輸入オレンジですが、今回は珍しく買ってしまいました。
というのも、くだものを買おうとスーパーの売り場を見ていると、2種類の輸入オレンジが目に入ったのです。
片方は売れ行きが悪く棚いっぱいに商品が並べられていたのですが、もう一方は棚の半分くらいが空っぽで売れ行きがいいようです。これだけ売れているということは美味しいのかもしれないと、つい買ってしまいました。
ネット通販でレビューの多い商品を買ってしまうのと同じ心理です。
貼ってあるシールのように抽選で何かが当たるというキャンペーンのせいかどうかは分かりませんが、食べてみると、確かに甘みが強く美味しいです。外側の厚い皮は手で簡単に剥けますし、中の房の皮も柔らかく口に残りません。ちょうどデコポンを小ぶりにしたような感じです。
しかし、デコポンと大きく違うのは、綺麗なオレンジ色の皮がやたらテカっていることです。
これが、輸送の際に腐敗したりカビたりするのを防ぐ目的で使われている防カビ剤の正体なのかも・・・・。
調べてみると、現在、使用が認められている防カビ剤は、OPP(オルトフェニルフェノール)、TBZ(チアベンダゾール)、イマザリルなど全部で9品目だそうです。(2018年現在)
いずれも、もともとは農薬として使われていたもので、危険性の高いものばかりです。
国内の動物実験で、発がん性、催奇形性、神経行動毒性・・・・、様々な重篤な疾患を発生することが確認されています。
これらは、もともと日本では食品添加物として認められておらず、使用すれば食品衛生法違反になるものでしたが、日本政府は、アメリカ政府からの強い圧力に屈して、1977年以降、防カビ剤の使用を次々と認可してきました。
日米貿易摩擦の解消などのために、当初の動物実験の結果を受け入れずに、国の研究機関による追試の怪しげな結果に基づいて規制を変えてきたのです。
日本の自動車や電化製品の輸入制限を回避するのと引き換えに、日本人の健康が脅かされる事態になったといえます。
まさに日本政府の利権とアメリカの走狗としての役割が一致した結果ではないかと思います。
東京都健康安全研究センターでは、毎年、市販されているオレンジ、レモン、グレープフルーツ、ライムなどについて防カビ剤の検査を行っていますが、果実全体からはOPP、TBZ、イマザリル、ピリメタニル、アゾキシストロビン、フルジオキソニルなどがppmレベルで検出されています。また、それらは一部の果肉からも検出されています。
https://biz-journal.jp/2018/12/post_25949.html
こんなグラフがあります。

http://www.syouhisya.or.jp/test/kitanokurashi488kankituruiboukabizai.pdf
たぶん、今後、輸入オレンジは買わないと思います。
特に小さい子供が、皮つきのまま、かぶりつくようなことがあってはなりませんし、大人だって、もちろんそうですから、買わない方がいいのです。。
ちなみに、輸送時間が短い国産のオレンジやレモンには、通常、防カビ剤は使われていません。
確かに国内の柑橘類は、放っておくとカビが発生し腐っていることがあります。
でも、それが安全・安心であるという証拠なのです。


有機溶剤のような人工的な臭いです。
直ぐに発生源は自分の手の指先であることが分かりました。
変な物には触れていないし何だろうと直前の行動を振り返ると、食後のデザートに食べたオレンジしか思い当たりません。
流しの三角コーナーに捨ててあったオレンジの皮を嗅ぐと同じような臭いがします。
食べている時はオレンジそのものの匂いに消されて気がつかなかったのですが、皮を剥いたときについた臭いが残っていたのです。
ハンドソープで、2回ぐらい手を洗っただけでは消えません。かなり頑固です。
直ぐにオレンジが入っていた袋を見ると、このようなシールが貼ってあります。

一部の防カビ剤について調べてみたら、芳香族と呼ばれるベンゼン環を含んだ化学構造のものが多いようです。
やはり嫌な臭いの正体はこれだったようです。
めったに買わない輸入オレンジですが、今回は珍しく買ってしまいました。
というのも、くだものを買おうとスーパーの売り場を見ていると、2種類の輸入オレンジが目に入ったのです。
片方は売れ行きが悪く棚いっぱいに商品が並べられていたのですが、もう一方は棚の半分くらいが空っぽで売れ行きがいいようです。これだけ売れているということは美味しいのかもしれないと、つい買ってしまいました。
ネット通販でレビューの多い商品を買ってしまうのと同じ心理です。
貼ってあるシールのように抽選で何かが当たるというキャンペーンのせいかどうかは分かりませんが、食べてみると、確かに甘みが強く美味しいです。外側の厚い皮は手で簡単に剥けますし、中の房の皮も柔らかく口に残りません。ちょうどデコポンを小ぶりにしたような感じです。
しかし、デコポンと大きく違うのは、綺麗なオレンジ色の皮がやたらテカっていることです。
これが、輸送の際に腐敗したりカビたりするのを防ぐ目的で使われている防カビ剤の正体なのかも・・・・。
調べてみると、現在、使用が認められている防カビ剤は、OPP(オルトフェニルフェノール)、TBZ(チアベンダゾール)、イマザリルなど全部で9品目だそうです。(2018年現在)
いずれも、もともとは農薬として使われていたもので、危険性の高いものばかりです。
国内の動物実験で、発がん性、催奇形性、神経行動毒性・・・・、様々な重篤な疾患を発生することが確認されています。
これらは、もともと日本では食品添加物として認められておらず、使用すれば食品衛生法違反になるものでしたが、日本政府は、アメリカ政府からの強い圧力に屈して、1977年以降、防カビ剤の使用を次々と認可してきました。
日米貿易摩擦の解消などのために、当初の動物実験の結果を受け入れずに、国の研究機関による追試の怪しげな結果に基づいて規制を変えてきたのです。
日本の自動車や電化製品の輸入制限を回避するのと引き換えに、日本人の健康が脅かされる事態になったといえます。
まさに日本政府の利権とアメリカの走狗としての役割が一致した結果ではないかと思います。
東京都健康安全研究センターでは、毎年、市販されているオレンジ、レモン、グレープフルーツ、ライムなどについて防カビ剤の検査を行っていますが、果実全体からはOPP、TBZ、イマザリル、ピリメタニル、アゾキシストロビン、フルジオキソニルなどがppmレベルで検出されています。また、それらは一部の果肉からも検出されています。
https://biz-journal.jp/2018/12/post_25949.html
こんなグラフがあります。

http://www.syouhisya.or.jp/test/kitanokurashi488kankituruiboukabizai.pdf
たぶん、今後、輸入オレンジは買わないと思います。
特に小さい子供が、皮つきのまま、かぶりつくようなことがあってはなりませんし、大人だって、もちろんそうですから、買わない方がいいのです。。
ちなみに、輸送時間が短い国産のオレンジやレモンには、通常、防カビ剤は使われていません。
確かに国内の柑橘類は、放っておくとカビが発生し腐っていることがあります。
でも、それが安全・安心であるという証拠なのです。


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