有田さん よくぞ言ってくれた!
前回は、安倍元首相銃撃事件が起きた背景として、捜査機関や司法がまともに機能していないからテロが起こるということをお伝えしましたが、まさに、司法が正常に機能していないということを、参議院議員(任期は7月25日まで)の有田芳生氏が証言してくれました。
18日のテレビ朝日「モーニングショー」に出演していた有田氏が、安倍氏銃撃事件で再び注目されている旧統一教会に関して解説していたときのことです。
出演者の玉川徹氏が、過去にさまざまな問題もあったが、統一教会は宗教法人であり続けたと指摘しました。
これに対し有田氏は、1995年秋に警察庁と警視庁の幹部の依頼で、対象者を聞かずに20~30人を相手にレクチャーを行ったが、その際に、「統一教会の摘発」を視野に入れている、オウムの次は統一教会をやるということを聞いたと明かしたのです。
ところが、実際には、そうはならなかったわけで、有田氏が、その10年後のこととして「幹部2人と話をした時に、10年たって、今だから言えることを教えてくれって聞いたんですよ。なんでダメだったんですか。一言ですよ。『政治の力』だったって。圧力」と語ったのです。
捜査機関や司法に忖度する既存メディアの生放送で、「有田さん、よくぞ言ってくれた!」と感激しましたが、司会の羽鳥氏と玉川氏は、一瞬、言葉を失ったように見受けられました。
その時の様子は、こちらのサイトでもご覧いただけます。
羽鳥&玉川氏が絶句フリーズ 有田議員が旧統一教会捜査に「圧力」と発言「政治の力」トレンド入り
統一教会については次のような変遷があったようです。
2006年 (第一次安倍政権下)
公安が統一教会を重点監視対象から外す
2015年 (第二次安倍政権下)
統一教会の名称変更を文化庁が許可(1994年から差し止め)
やはり、安倍氏の力が働いたのでしょうか?
政治家と深い関係にある(宗教)団体の犯罪行為は、、摘発されることなく放置されることになります。その結果、長期にわたり多くの被害者が発生し苦しめられることになり、我慢の限界に達した被害者がテロ行為へと向かうということは十分あり得ることなのです。
政治家と特定の宗教団体との癒着、法の下の不平等、立法・行政と捜査機関・司法の癒着、これらの実態からも、似非民主国家、似非法治国家であることが、おわかりいただけると思います。
捜査機関が特定の人物、団体の犯罪を見逃す一方で、政府の思い描く政策(例えば原発などの)を遂行するためには、その妨げとなる人物をでっち上げの事件で社会的に抹殺してきたのが検察です。
三権癒着のなかで、特定の企業・団体だけが優遇されるような構造的な問題が改善されない限り、名実ともに先進国となることはあり得ません。
安倍氏銃撃事件が構造改革の契機になればと願っています。


18日のテレビ朝日「モーニングショー」に出演していた有田氏が、安倍氏銃撃事件で再び注目されている旧統一教会に関して解説していたときのことです。
出演者の玉川徹氏が、過去にさまざまな問題もあったが、統一教会は宗教法人であり続けたと指摘しました。
これに対し有田氏は、1995年秋に警察庁と警視庁の幹部の依頼で、対象者を聞かずに20~30人を相手にレクチャーを行ったが、その際に、「統一教会の摘発」を視野に入れている、オウムの次は統一教会をやるということを聞いたと明かしたのです。
ところが、実際には、そうはならなかったわけで、有田氏が、その10年後のこととして「幹部2人と話をした時に、10年たって、今だから言えることを教えてくれって聞いたんですよ。なんでダメだったんですか。一言ですよ。『政治の力』だったって。圧力」と語ったのです。
捜査機関や司法に忖度する既存メディアの生放送で、「有田さん、よくぞ言ってくれた!」と感激しましたが、司会の羽鳥氏と玉川氏は、一瞬、言葉を失ったように見受けられました。
その時の様子は、こちらのサイトでもご覧いただけます。
羽鳥&玉川氏が絶句フリーズ 有田議員が旧統一教会捜査に「圧力」と発言「政治の力」トレンド入り
統一教会については次のような変遷があったようです。
2006年 (第一次安倍政権下)
公安が統一教会を重点監視対象から外す
2015年 (第二次安倍政権下)
統一教会の名称変更を文化庁が許可(1994年から差し止め)
やはり、安倍氏の力が働いたのでしょうか?
政治家と深い関係にある(宗教)団体の犯罪行為は、、摘発されることなく放置されることになります。その結果、長期にわたり多くの被害者が発生し苦しめられることになり、我慢の限界に達した被害者がテロ行為へと向かうということは十分あり得ることなのです。
政治家と特定の宗教団体との癒着、法の下の不平等、立法・行政と捜査機関・司法の癒着、これらの実態からも、似非民主国家、似非法治国家であることが、おわかりいただけると思います。
捜査機関が特定の人物、団体の犯罪を見逃す一方で、政府の思い描く政策(例えば原発などの)を遂行するためには、その妨げとなる人物をでっち上げの事件で社会的に抹殺してきたのが検察です。
三権癒着のなかで、特定の企業・団体だけが優遇されるような構造的な問題が改善されない限り、名実ともに先進国となることはあり得ません。
安倍氏銃撃事件が構造改革の契機になればと願っています。


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