最高裁判所内郵便局員の説明は まったくの嘘でした!
前回に引き続き、最高裁からの郵便物の消印についてお伝えします。
最高裁第3小法廷から19年10月に届いた記録到着通知書が入れられていた普通郵便には、「丸の内」の消印、翌月の11月に届いた調書(決定)が入れられていた簡易書留には「最高裁判所内」の消印が押されていました。
不審に思い最高裁に問い合わせてみたところ、職員の説明が曖昧で、何か重大な秘密が隠されているのではないかという印象を受けたというのが前回の要旨です。
このことに気がつくきっかけとなったのが、私のブログを読んでくださっているイノシシさん(ご本人希望のニックネームです。)の存在です。
私と同じように不当な裁判を受けられたイノシシさんから、ある情報がもたらされました。
そのことに興味を持った私が、ネットであれこれ調べていたところ思い当たったのが上述の消印のことです。
さっそく、イノシシさんに伝えたところ、消印のことについて調べてくださったのです。
そして、私も、最高裁や郵便局に問い合わせ、独自に調べてみたのです。 イノシシさんと私の調査結果の相違点と共通点から、ある重大な疑惑が浮かび上がってきました。
相違点として挙げられるのが郵便局の説明です。
最高裁判所内郵便局の窓口に出した郵便物については「最高裁判所内」の消印が押されるということについては、どちらに対しても同じ説明だったのですが、最高裁判所内のポストに投函した場合については説明が異なるのです。
イノシシさんに対しては、そのポストを管轄する郵便事業株式会社の麹町支店の消印になるという説明でしたが、私に対しては銀座支店の消印になるということでした。私が、「麹町支店ではないのですか。」と念を押したところ、配達するのは麹町支店であるが、集めるのは銀座支店だという説明でした。
それで、翌日、イノシシさんが麹町支店の集配課に問い合わせてくださり、次のことがわかりました。
● 麹町支店は郵便物の集配も行っていること。
● ポストに投函された郵便物など集める地域は郵便番号の上3桁が〒102の地域であること。
● 集める地域も配達する地域も上3桁が〒102の地域であること。
そうしますと、最高裁判所の郵便番号は上3桁が〒102ですので、麹町支店ということになります。
そのころ、私もネットを駆使して郵便番号について調べてみたのですが、下記のようになり、麹町支店の集配課の説明を裏づける結果が、得られました。
郵便番号は複数のサイトで公開されていますが、 “goo郵便番号”(http://postcode.goo.ne.jp/prefecture/%C5%EC%B5%FE%C5%D4/)では、一覧で見られるのでわかりやすいです。
それによると、郵便番号の上3桁は、次のようになっています。
● 東京都千代田区丸の内 〒100-
● 東京都千代田区麹町 〒102-
● 東京都千代田区隼町(最高裁判所の所在地) 〒102-
● 東京都中央区銀座 〒104-
また、Wikipediaの 『郵便事業銀座支店』 を見てみると、
「2007年(平成19年)10月1日の民営化時点では中央区・港区の一部の集配業務を受け持った支店であったが、2008年(平成20年)5月7日に丸の内支店の郵便区(集配業務)を当支店に統合したため、千代田区の一部(郵便番号上3桁が100の地域)の集配業務についても受け持つことになった。」
とあります。
ということは、銀座支店が千代田区隼町にある最高裁の郵便物を扱うことはありませんし、また、私に記録到着通知が届いたのは、2007年10月ですので、この時期には丸の内支店の郵便物は、まだ銀座支店では扱われていなかったということになります。
つまり、以上のことから、最高裁判所内のポストに投函された郵便物の消印は、“丸の内”でも、“銀座”なく、“麹町”ということになります。 そうしますと、最高裁判所内郵便局員の説明は嘘だったということになります。
なぜ、私に嘘の説明をしたのかということについて、イノシシさんがおっしゃるには、私の場合は、問い合わせの際に「不審な郵便物があった。」ということを言ってしまったので、警戒して嘘をついたのではないかということでした。
聞き方にもテクニックがあるのですね。
郵便番号と最高裁からの郵便物の消印との相関関係はまったくないということから、みなさんは、どのようなことを考えますか
イノシシさんと私は、次のような考えで一致しました。
① 記録到着通知書は、最高裁判所以外の場所で、記載されている書記官ではない人物によって作成され投函されているのではないか。
② 最高裁裁判所からの郵便物は、通常のルートとは違う、ある特別なルートで集配されているのではないか。
③ 最高裁判所と郵便局の間には、共通の重大な秘密があるのではないか。
世の中には、ネット上で知り合った見ず知らずの他人同士が、殺人事件を起こしたなんて、とんでもない事件がありますが、イノシシさんと私の場合は、ネット上で知り合った面識のない者同士が、国家の不正を暴いたなんてところまで、あと一歩かもしれません。
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