ウィルス感染 飛行機は大丈夫?
しばらくの間、更新と皆様のところへの訪問が滞ってしまいました。
コロナ禍のこのようなときに、周囲から批判されそうですが、用事があって県を大きく跨ぐ移動をしてきました。ワクチン接種もしていませんし、自分自身にとっても少し勇気のいることでした。
医療用に準じる高性能のマスクを装着する、目的地に着くまでは飲まず食わずで決してマスクは外さないようにするなど、それなりの感染対策をしてきたつもりですが、デルタ株などの感染力を思うと、帰宅後も途中で感染することがなかったか心配になります。
滞在先で1週間余りを過ごし、帰宅してから5日ほどになりますが、特に体調に変化はありません。あと1週間ぐらいは、気をつけなければと思っています。
移動中で最も気になったことといえば、主に地方都市を結ぶボンバルディアの70人乗りの小型ジェットです。客席は通路を挟んで左右2席ずつ、天井は低く、座席上の物入れは立つと頭がぶつかります。ドアが閉まってから開くまで、およそ1時間半、カプセルのような客室で過ごすことになります。
行きは、搭乗率がざっと半分ぐらいで乗客の隣はほとんど空席という状態でしたが、帰りはお盆休みと重なったせいか、ほぼ満席で密な状態でした。
実は、昨年から同じルートを5往復していますがコロナ慣れのせいか、今回が最も人出が多く、感染対策も緩んでいるように感じました。昨年、全国一斉に緊急事態宣言が出された頃は、同じ飛行機に6人しか乗っていないこともありました。空港内も、乗客らしき人は数えるほどしか見当たらず、乗客より空港で働くスタッフの方が多いようなときもありました。
今は、コロナ前と比べると、まだ人出は少ないとはいえ、通常に戻りつつあるように思います。
高齢者と小さい子供連れの乗客以外は優先搭乗は行われず、後ろの窓際の乗客から順に乗り、降りるときは、その逆です。
一時期、取りやめになっていた機内での飲み物のサービスも、品数を減らして再開されています。アナウンスが聞き取り難いほど強められていた空調は、多少静かになっていました。
ある程度の経験が積み重なったことで、これくらいなら大丈夫という目安がわかってきたのかも知れません。
ところで、飛行機に感染者が搭乗していた場合、どこの席が安全なのでしょうか。
世界保健機関(WHO)は、感染者の座席の前後2列分、感染者の列を含めると計5列の座席までに、一定の感染リスクがあるとしています。
しかし、乗客は機内でただじっと座っているわけではありません。特に長時間のフライトの場合、トイレに立つこともあれば、足を伸ばしたり、頭上の手荷物棚から物を出すこともあります。
公衆衛生の研究者らが、機内での人の自由な行動が、どのように呼吸器ウイルスの飛沫感染の確率を変化させるかを調査した結果が下記の図です。

感染者が通路を通ることを考慮すれば、窓側が最も安全ということになるので、感染のリスクを最小限に抑えるには、窓側の席を選んで飛行中は席を立たないことだそうです。
とは言いましても、機内での近距離接触は、ほとんどの場合短時間ですので、感染するのは、感染者の前後1列の乗客にとどまる可能性が高いということです。
機内でのウイルス感染が心配 安全な席はどこ?
機種にもよりますが、機内の空気循環のイメージは下記の図のようになっています。

機外の空気をエンジンで圧縮し機内へ送り込む。エアコン装置で温度調整し、天井から客室内に送風。客室内の空気は、機内外の差圧により床下に流れ、胴体下部にある開閉弁を通って機外へ。
ということですの、他の乗り物よりは安全に思います。
しかしながら、マスク未着用の人が機内で激しい咳をしてクラスターが発生したケースもありますので、基本的な対策は最低限行い、マスクを装着しない人は搭乗を断るなどの対策が必要です。
航空機内での感染が疑われた新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のクラスター事例
ちょっとお得な情報
このルート、ANAとアイベックスエアラインズとのコードシェア(共同運航)便なので、どちらの航空会社のサイトからも予約できるのですが、アイベックスエアラインズのサイトから予約した方が、安くチケットを購入できます。そのことに気がつくまで、いつもANAのサイトから予約していたので、もったいないことをしました。
ただ、アイベックスエアラインズはスマホの専用アプリがないので、eチケットの二次元バーコードをスマホに表示させることはできず、スキップサービスを利用したいときにはeチケットを印刷しておく必要があります。
それに、ANAの株主優待もアイベックスエアラインズのサイトでは使えないので、利用するときはANAのサイトから予約する必要があります。
株主優待は搭乗の直前でもおよそ半額で購入できるところがメリットですが、事前に予定がわかっているときは早割のチケットの方が、数千円安く購入できます。


コロナ禍のこのようなときに、周囲から批判されそうですが、用事があって県を大きく跨ぐ移動をしてきました。ワクチン接種もしていませんし、自分自身にとっても少し勇気のいることでした。
医療用に準じる高性能のマスクを装着する、目的地に着くまでは飲まず食わずで決してマスクは外さないようにするなど、それなりの感染対策をしてきたつもりですが、デルタ株などの感染力を思うと、帰宅後も途中で感染することがなかったか心配になります。
滞在先で1週間余りを過ごし、帰宅してから5日ほどになりますが、特に体調に変化はありません。あと1週間ぐらいは、気をつけなければと思っています。
移動中で最も気になったことといえば、主に地方都市を結ぶボンバルディアの70人乗りの小型ジェットです。客席は通路を挟んで左右2席ずつ、天井は低く、座席上の物入れは立つと頭がぶつかります。ドアが閉まってから開くまで、およそ1時間半、カプセルのような客室で過ごすことになります。
行きは、搭乗率がざっと半分ぐらいで乗客の隣はほとんど空席という状態でしたが、帰りはお盆休みと重なったせいか、ほぼ満席で密な状態でした。
実は、昨年から同じルートを5往復していますがコロナ慣れのせいか、今回が最も人出が多く、感染対策も緩んでいるように感じました。昨年、全国一斉に緊急事態宣言が出された頃は、同じ飛行機に6人しか乗っていないこともありました。空港内も、乗客らしき人は数えるほどしか見当たらず、乗客より空港で働くスタッフの方が多いようなときもありました。
今は、コロナ前と比べると、まだ人出は少ないとはいえ、通常に戻りつつあるように思います。
高齢者と小さい子供連れの乗客以外は優先搭乗は行われず、後ろの窓際の乗客から順に乗り、降りるときは、その逆です。
一時期、取りやめになっていた機内での飲み物のサービスも、品数を減らして再開されています。アナウンスが聞き取り難いほど強められていた空調は、多少静かになっていました。
ある程度の経験が積み重なったことで、これくらいなら大丈夫という目安がわかってきたのかも知れません。
ところで、飛行機に感染者が搭乗していた場合、どこの席が安全なのでしょうか。
世界保健機関(WHO)は、感染者の座席の前後2列分、感染者の列を含めると計5列の座席までに、一定の感染リスクがあるとしています。
しかし、乗客は機内でただじっと座っているわけではありません。特に長時間のフライトの場合、トイレに立つこともあれば、足を伸ばしたり、頭上の手荷物棚から物を出すこともあります。
公衆衛生の研究者らが、機内での人の自由な行動が、どのように呼吸器ウイルスの飛沫感染の確率を変化させるかを調査した結果が下記の図です。

感染者が通路を通ることを考慮すれば、窓側が最も安全ということになるので、感染のリスクを最小限に抑えるには、窓側の席を選んで飛行中は席を立たないことだそうです。
とは言いましても、機内での近距離接触は、ほとんどの場合短時間ですので、感染するのは、感染者の前後1列の乗客にとどまる可能性が高いということです。
機内でのウイルス感染が心配 安全な席はどこ?
機種にもよりますが、機内の空気循環のイメージは下記の図のようになっています。

機外の空気をエンジンで圧縮し機内へ送り込む。エアコン装置で温度調整し、天井から客室内に送風。客室内の空気は、機内外の差圧により床下に流れ、胴体下部にある開閉弁を通って機外へ。
ということですの、他の乗り物よりは安全に思います。
しかしながら、マスク未着用の人が機内で激しい咳をしてクラスターが発生したケースもありますので、基本的な対策は最低限行い、マスクを装着しない人は搭乗を断るなどの対策が必要です。
航空機内での感染が疑われた新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のクラスター事例

このルート、ANAとアイベックスエアラインズとのコードシェア(共同運航)便なので、どちらの航空会社のサイトからも予約できるのですが、アイベックスエアラインズのサイトから予約した方が、安くチケットを購入できます。そのことに気がつくまで、いつもANAのサイトから予約していたので、もったいないことをしました。
ただ、アイベックスエアラインズはスマホの専用アプリがないので、eチケットの二次元バーコードをスマホに表示させることはできず、スキップサービスを利用したいときにはeチケットを印刷しておく必要があります。
それに、ANAの株主優待もアイベックスエアラインズのサイトでは使えないので、利用するときはANAのサイトから予約する必要があります。
株主優待は搭乗の直前でもおよそ半額で購入できるところがメリットですが、事前に予定がわかっているときは早割のチケットの方が、数千円安く購入できます。


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