国家賠償訴訟

赤木さんの訴訟から垣間見える国の姿勢

このところタイトルからはかけ離れた話題が続いていますが、久々に司法の話題です。

最近では、政府などに何か訴えたいことがあれば、あっという間にネット署名が集まるというのが普通になってきています。
みなさんは利用されていますでしょうか?


当ブログの管理人が、初めてネット署名をしたのが、森友学園への国有地売却をめぐる財務省の公文書改ざん問題で、改ざんを強いられ、それを苦に自殺した同省近畿財務局の赤木俊夫さんの妻雅子さんが、第三者委員会による公正中立な調査を当時の安倍晋三首相らに求めて署名を募ったものです。
強大な国家権力の前に、個人がいかに無力であるかということを、国家賠償訴訟を巡る一連の問題を通して痛感しており、微力ながらも応援したいと思ったからです。
雅子さんは真相を究明するために、昨年3月、国と、決裁文書の改ざんを指示した当時の理財局長だった佐川氏に対し、計約1億1200万円の損害賠償を求め大阪地裁に提訴しています。


国家権力や行政がかかわる事件については、大半の事件が検察によって握りつぶされ刑事事件として扱われることがないため、真相すら知ることができません。それで、やむなく民事裁判に訴えるというのが、大方の被害者がだどる道です。

赤木さんは改ざんの経緯を文書にまとめており(赤木ファイル)、昨年3月に大阪地裁に提訴した際に、証拠として、そのファイルを提出するよう求めていました。
当初はファイルの存否を明らかにしていなかった国側ですが、それから1年以上も経過した今月6日になって、ようやくファイルの存在を認め、6月23日の第4回口頭弁論で提出する見通しを示しました。


ファイルの存在を認めるのに、なぜ1年もかかってしまったのか、国の姿勢が問われます。この調子でいけば、提出されるファイルも相当な部分が黒塗りにされていることが予想されます。
当ブログの訴訟でも、国側から提出された文書の多くが黒塗りにされていました。ところが、どういうわけか、よく見ると、その黒塗りで隠されている文字が透けて読めてしまう状態でした。
その中には、原告の主張を裏付ける記述が多く含まれており、完全に論破した形になりました。

それでも、結論ありきで、判決主文に至るストーリーがあらかじめ作られ、そのストーリーに合う証拠だけが採用され、ストーリーから外れる証拠は客観的証拠であっても判決書に盛り込まれることはありません。ストーリーに合う証拠がないときは、本来の証拠と捏造した証拠が差し替えられたり、裁判官は当事者が主張していないことを当事者の主張だとして作文したりします。
これが捏造された書証です!(捏造された証拠①)

当ブログの訴訟が特殊なケースだったというわけではなく、国家賠償訴訟や行政訴訟を経験した多くの人々が同様のことを口をそろえて言っています。
国家賠償訴訟についての統計は取られていないとされていますが、一部、公開されている資料によれば、国の完全勝訴率は、およそ98%です。国家賠償制度自体が、民主国家としての体裁を保つために存在しているといえます。


不正裁判には二つの種類があります。
一審及び二審で行われる不正は、前述のようなデタラメな結論づけです。
一方、上告の際に行われる不正は、実際に裁判が行われていないのに行われたかのように装い、訴訟費用が騙し取られるケースです。要するに、上告詐欺です。
こちらは、国家賠償訴訟だけではなく、上告される一般的な事件の裁判でも行われています。

「まやかしの国家賠償制度」に凝縮される 国の腐敗体質
「偽装上告審」の見分け方!!

赤木さんの訴訟も、このような経緯をたどる可能性が大いにあります。
ただ一つ決定的に違うところは、安倍前首相の不正に端を発し、それに忖度した財務省が組織ぐるみで行った犯罪にかかわる訴訟であり、多くの国民が高い関心を寄せているということです。
ひとりひとりの国民が訴訟の成り行きに注目し、司法がまともに機能しているか否かを監視していくことが必要であり、それが判決に大きく影響を与えることになるかもしれません。


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ろーずまりー

Re: あまざかるひな 様

コメントをいただき、ありがとうございます。

医療訴訟も、行政訴訟と同様に理不尽な裁判であることを改めて痛感させられました。
弁護士も、医師も、それぞれの仲間内で持ちつ持たれつ、かばい合っているように思います。
顧客の利益も患者の利益も二の次、これでは、せっかく裁判に訴えても茶番になってしまいます。
弁護士が信用できないのであれば本人訴訟という手もありますが、裁判所がデタラメなら無意味になります。
まやかしの法治国家であることは確かです。

良い方向に解決されますことをお祈り申し上げます。

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