5Gのミリ波とリニアモーターカーの電磁波に共通する危険性
新しい技術は、人々の生活を便利にし、これまでの生活様式を画期的に変える可能性があるのではないかと、ついつい飛びつきたくなるのですが、時には大きな落とし穴が待ち構えていることを忘れてはなりません。
今年の春から商用サービスがスタートし、普及の拡大が急がれている技術のひとつに5G(5th Generation)と呼ばれる「第5世代移動通信システム」があります。
これまでの4Gとどこが違うのだろうと思っている方もいらっしゃると思いますので、その違いを簡単に説明します。
4Gが「スマートフォンのためのモバイルネットワーク技術」だとするならば、5Gは「社会を支えるモバイルネットワーク技術」といわれています。あらゆるものがインターネットに繋がるIoT時代を迎え、幅広いユースケースが想定されています。
それを可能にしているのが、「高速大容量」「高信頼・低遅延通信」「多数同時接続」という5Gの3つの特徴です。
4Gと比べて通信速度は20倍、遅延は10分の1、同時接続台数は10倍の進化が見込まれ、たとえば、VR(Virtual Reality)、遠隔医療、ドローン制御、自動走行・・・、さまざまなサービスやビジネスでの活用が期待されています。
5Gとは? 第5世代移動通信システムの実用化でできることを簡単に解説
一見すると、とても良さそうな技術に思えるのですが、負の側面にも注目しなければなりません。
5Gでは、従来の2Gから4Gまでのマイクロ波に加え、「ミリ波」を使います。
その「ミリ波」の人体への影響が問題となっています。
「ミリ波」は、30GHz〜300GHz帯を指します。ただ、これは厳密な区分けではなく、日本で5Gに使われる28GHz帯もミリ波と呼ぶそうです。
特徴は、これまでのスマホに使われてきた「Sub 6」と呼ばれる6GHz未満の周波数帯に比べて周波数が高いことです。電波は周波数が高いほど直進しやすく、障害物の影に回り込む性質が弱くなります。また、大気中の水蒸気や降雨で減衰しやすく、広いエリアをカバーする用途には向きません。
そのため5Gでは100mから200mごとにアンテナを設置する必要があり、ミリ波を多くの人が浴びることになるといわれています。
研究者によると、ミリ波は人間の皮膚の数mm以内および角膜の表面層でほとんど吸収されるそうです。そして、このミリ波への短期曝露(ばくろ)は、末梢神経系、免疫系、および心血管系に有害な生理学的影響を与える可能性があります。
具体的には、がんリスクの増加、細胞レベルのストレス、遺伝的損傷、生殖系の構造的および機能的変化、学習および記憶障害、神経障害などの悪影響が含まれます。さらに、植物と動物の両方にも有害な影響を与えていることが明らかになっており、その被害は人類をはるかに超えているということです。
それを証明するかのような例がいくつかあります。
国際機関でも5Gの危険性については対策を求める声が出でいます。国連職員であったクレア・エドワーズさんによれば、「過去20年間で地球上から昆虫の80%が死滅した。もし5Gが本格稼働すれば100%が死に絶えるだろう。昆虫の次は動物、そして人間も同じ運命をたどる」ということです。
さらに、2010年、英国の保険会社ロイズ社が驚くべき報告書をまとめています。
同社のリスク分析チームは、5Gのもたらす危険性について当初から注目しおり、その結果、ロイズは、大手の通信事業会社から要請された、5G導入に関連する保険の引き受けをすべて拒否したということです。5Gのもたらす健康被害額が膨大になり、とても保険事業としては採算が合わないとの判断だったということです。
5G推進にストップを ノンフィクションライター・古庄弘枝
5Gの電磁波が人体に与える影響について専門家が警告
5G、重大な健康被害示す研究相次ぐ…世界で導入禁止の動き、日本では議論すら封印
5Gについては、安倍首相や小池東京都知事が積極的に普及を推進しているようですが、オリンピックのこともありますし、この二人がかかわっているとなると、なぜか利権がらみの胡散臭さを感じます。
それはさておき、これと似たようなものに、実用化が進められようとしているリニアモーターカーがあります。
とかく多額の建設費や環境破壊ばかりが問題になっていますが、最大の脅威は、乗客の健康を損なう有害電磁波の問題です。
リニアモーターカーは強力な電磁石の反発力で車両を浮上させて走行する仕組みなので、走行中、乗客は強力な電磁波の中にいることになります。
その電磁波によって、前述の5Gのミリ波と同じような人体へのリスクが指摘されています。乗客が走行中に浴びる電磁波量は1万ミリガウスで、これは電気製品の安全基準1ミリガウスの1万倍にあたりますから、実に驚くべき数値です。
人体への影響のメカニズムを知っていれば、その理解はより深まりるので、簡単に説明します。
人間の遺伝情報を伝えるDNAの塩基配列は梯子のような二重らせんの構造になっていますが、細胞分裂などのときには、この梯子の真ん中(足を掛ける部分)が分離して、その後再結合するのですが、この時に電磁波などにされされると塩基の正常位置が定まらず、元のDNA構造にはなりません。これが発ガン性や催奇性につながることは言うまでもありません。
政府が推奨する技術に踊らされるのではなくは、まずは疑いの目を向けて検証していく必要があります。


今年の春から商用サービスがスタートし、普及の拡大が急がれている技術のひとつに5G(5th Generation)と呼ばれる「第5世代移動通信システム」があります。
これまでの4Gとどこが違うのだろうと思っている方もいらっしゃると思いますので、その違いを簡単に説明します。
4Gが「スマートフォンのためのモバイルネットワーク技術」だとするならば、5Gは「社会を支えるモバイルネットワーク技術」といわれています。あらゆるものがインターネットに繋がるIoT時代を迎え、幅広いユースケースが想定されています。
それを可能にしているのが、「高速大容量」「高信頼・低遅延通信」「多数同時接続」という5Gの3つの特徴です。
4Gと比べて通信速度は20倍、遅延は10分の1、同時接続台数は10倍の進化が見込まれ、たとえば、VR(Virtual Reality)、遠隔医療、ドローン制御、自動走行・・・、さまざまなサービスやビジネスでの活用が期待されています。
5Gとは? 第5世代移動通信システムの実用化でできることを簡単に解説
一見すると、とても良さそうな技術に思えるのですが、負の側面にも注目しなければなりません。
5Gでは、従来の2Gから4Gまでのマイクロ波に加え、「ミリ波」を使います。
その「ミリ波」の人体への影響が問題となっています。
「ミリ波」は、30GHz〜300GHz帯を指します。ただ、これは厳密な区分けではなく、日本で5Gに使われる28GHz帯もミリ波と呼ぶそうです。
特徴は、これまでのスマホに使われてきた「Sub 6」と呼ばれる6GHz未満の周波数帯に比べて周波数が高いことです。電波は周波数が高いほど直進しやすく、障害物の影に回り込む性質が弱くなります。また、大気中の水蒸気や降雨で減衰しやすく、広いエリアをカバーする用途には向きません。
そのため5Gでは100mから200mごとにアンテナを設置する必要があり、ミリ波を多くの人が浴びることになるといわれています。
研究者によると、ミリ波は人間の皮膚の数mm以内および角膜の表面層でほとんど吸収されるそうです。そして、このミリ波への短期曝露(ばくろ)は、末梢神経系、免疫系、および心血管系に有害な生理学的影響を与える可能性があります。
具体的には、がんリスクの増加、細胞レベルのストレス、遺伝的損傷、生殖系の構造的および機能的変化、学習および記憶障害、神経障害などの悪影響が含まれます。さらに、植物と動物の両方にも有害な影響を与えていることが明らかになっており、その被害は人類をはるかに超えているということです。
それを証明するかのような例がいくつかあります。
国際機関でも5Gの危険性については対策を求める声が出でいます。国連職員であったクレア・エドワーズさんによれば、「過去20年間で地球上から昆虫の80%が死滅した。もし5Gが本格稼働すれば100%が死に絶えるだろう。昆虫の次は動物、そして人間も同じ運命をたどる」ということです。
さらに、2010年、英国の保険会社ロイズ社が驚くべき報告書をまとめています。
同社のリスク分析チームは、5Gのもたらす危険性について当初から注目しおり、その結果、ロイズは、大手の通信事業会社から要請された、5G導入に関連する保険の引き受けをすべて拒否したということです。5Gのもたらす健康被害額が膨大になり、とても保険事業としては採算が合わないとの判断だったということです。
5G推進にストップを ノンフィクションライター・古庄弘枝
5Gの電磁波が人体に与える影響について専門家が警告
5G、重大な健康被害示す研究相次ぐ…世界で導入禁止の動き、日本では議論すら封印
5Gについては、安倍首相や小池東京都知事が積極的に普及を推進しているようですが、オリンピックのこともありますし、この二人がかかわっているとなると、なぜか利権がらみの胡散臭さを感じます。
それはさておき、これと似たようなものに、実用化が進められようとしているリニアモーターカーがあります。
とかく多額の建設費や環境破壊ばかりが問題になっていますが、最大の脅威は、乗客の健康を損なう有害電磁波の問題です。
リニアモーターカーは強力な電磁石の反発力で車両を浮上させて走行する仕組みなので、走行中、乗客は強力な電磁波の中にいることになります。
その電磁波によって、前述の5Gのミリ波と同じような人体へのリスクが指摘されています。乗客が走行中に浴びる電磁波量は1万ミリガウスで、これは電気製品の安全基準1ミリガウスの1万倍にあたりますから、実に驚くべき数値です。
人体への影響のメカニズムを知っていれば、その理解はより深まりるので、簡単に説明します。
人間の遺伝情報を伝えるDNAの塩基配列は梯子のような二重らせんの構造になっていますが、細胞分裂などのときには、この梯子の真ん中(足を掛ける部分)が分離して、その後再結合するのですが、この時に電磁波などにされされると塩基の正常位置が定まらず、元のDNA構造にはなりません。これが発ガン性や催奇性につながることは言うまでもありません。
政府が推奨する技術に踊らされるのではなくは、まずは疑いの目を向けて検証していく必要があります。


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