買収事件がはびこる自民党
これまでも、安倍首相の周辺で起こる様々な事件がもみ消されてきた中で、今回の河井夫妻の事件に限っては、後ろ盾としての安倍政権の効力が効かなかったのか逮捕に至ってしまいました。
怖いもの知らずの安倍政権にもかげりが見えてきたということなか、それとも、官邸の守護神だった黒川氏が辞任したことが影響したのか、様々な理由が考えられるということを前回お伝えしていますが、それらの推測とは全く異なる、妙に納得できる記事を、先日、見つけました。
副島隆彦氏の次の記事です。
河井克行、案里の逮捕の裏側の恐ろしい真実
司法を含む日本の官僚機構は政治宗教団体に汚染されており、それを叩きの潰すために、日本の法務省、検察の主流派の、稲田検事総長と、林(次期検事総長)派が、全国の法曹を結集して立ち上がった結果が、河井夫妻の逮捕だというのです。
その引き金となったのが、去年の12月10日に、広島地検に赴任して、河井案里氏の選挙違反の捜査の担当していた検察官が自死したとされる事件です。自死ということにはなっていますが、実は、殺害されていたということのようです。
「河井案里」捜査担当検事が自死していた 夫妻は“暴露”の切り札に…
「阿修羅」の「カルト」のカテゴリーの上位にランキングしているように、カルトめいた恐ろしい話ではあるのですが、長年、日本の司法に疑問を抱いてきた当ブログとしては、比較的スムーズに納得できてしまいます。
日本の司法がかなりイカレテいるということが認識できる最も有名な事件が、田中角栄氏の逮捕です。そのことについては、当ブログでもお伝えしています。
田中角栄氏の「暗黒裁判」
その事件を含めて、副島氏は、前述の記事の中で次のように分析しています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
日本の検察、法務省は、これまで長いこと、戦後もずっと、アメリカの手先となって、愛国者の田中角栄を捕まえた(1976年7月)。それから自民党のハト派 のすぐれた政治家たちを、「逮捕するぞ」と脅して痛めつけた。それをテレビ、新聞、週刊誌(大手の出版社たちが発行)という、アメリカの手先の別働隊が、「カネと女の問題」のスキャンダル報道で痛めつけた。「日本は、アメリカ、西欧ばかりでなく、ロシア、中国とも話し合いをして、仲良くする」という考えで動いた、温厚な保守の自民党政治家たちを、煽情的な記事を書いて、辱(はずかし)め、追い落とした。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
実に的確な分析で、河井夫妻の逮捕の理由についても信用したくなる要因のひとつです。
阿修羅の記事は長いですが、興味のある方はご覧ください。
それにしても、河井夫妻による現金のバラマキについては、連日、広島県内の首長や地方議員から、現金を受け取ったという告白が相次いでおり、たいへんな騒ぎになっています。
検察が、現金配布先のリストを入手したことを公表していますので、受け取った議員は逃げられないと観念したのでしょうか。
検察の作戦が成功しているのかもしれません。
河井克行容疑者については、今回の事件とは別に、選挙区内の複数の広島市議会議員に違法な裏金提供を続けていたという報道もあります。「氷代、もち代」などと称して夏と冬に繰り返し10万円を渡していたということですが、政治資金報告書には記載していいなかったということです。
常習的に行われてきたことで、カネを配る側も、受け取る側も、慣れっこになっていた面もあるのでしょうか。
【激震 前法相夫妻逮捕】克行容疑者、定期的に裏金提供か 選挙区の市議証言
自民党の対立候補である溝手氏から寝返った議員も相当いるとみられます。カネさえあれば選挙に勝てるということが実証されたことにもなります。
とにかく自民党では、このようなカネの絡んだ買収事件が後を絶ちません。
「桜を見る会」も、河井夫妻による現金バラマキ事件も、形を変えた買収事件であることには変わりありません。同じようなことが様々なところで行われていのではないかということを疑うべきです。


怖いもの知らずの安倍政権にもかげりが見えてきたということなか、それとも、官邸の守護神だった黒川氏が辞任したことが影響したのか、様々な理由が考えられるということを前回お伝えしていますが、それらの推測とは全く異なる、妙に納得できる記事を、先日、見つけました。
副島隆彦氏の次の記事です。
河井克行、案里の逮捕の裏側の恐ろしい真実
司法を含む日本の官僚機構は政治宗教団体に汚染されており、それを叩きの潰すために、日本の法務省、検察の主流派の、稲田検事総長と、林(次期検事総長)派が、全国の法曹を結集して立ち上がった結果が、河井夫妻の逮捕だというのです。
その引き金となったのが、去年の12月10日に、広島地検に赴任して、河井案里氏の選挙違反の捜査の担当していた検察官が自死したとされる事件です。自死ということにはなっていますが、実は、殺害されていたということのようです。
「河井案里」捜査担当検事が自死していた 夫妻は“暴露”の切り札に…
「阿修羅」の「カルト」のカテゴリーの上位にランキングしているように、カルトめいた恐ろしい話ではあるのですが、長年、日本の司法に疑問を抱いてきた当ブログとしては、比較的スムーズに納得できてしまいます。
日本の司法がかなりイカレテいるということが認識できる最も有名な事件が、田中角栄氏の逮捕です。そのことについては、当ブログでもお伝えしています。
田中角栄氏の「暗黒裁判」
その事件を含めて、副島氏は、前述の記事の中で次のように分析しています。
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日本の検察、法務省は、これまで長いこと、戦後もずっと、アメリカの手先となって、愛国者の田中角栄を捕まえた(1976年7月)。それから自民党のハト派 のすぐれた政治家たちを、「逮捕するぞ」と脅して痛めつけた。それをテレビ、新聞、週刊誌(大手の出版社たちが発行)という、アメリカの手先の別働隊が、「カネと女の問題」のスキャンダル報道で痛めつけた。「日本は、アメリカ、西欧ばかりでなく、ロシア、中国とも話し合いをして、仲良くする」という考えで動いた、温厚な保守の自民党政治家たちを、煽情的な記事を書いて、辱(はずかし)め、追い落とした。
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実に的確な分析で、河井夫妻の逮捕の理由についても信用したくなる要因のひとつです。
阿修羅の記事は長いですが、興味のある方はご覧ください。
それにしても、河井夫妻による現金のバラマキについては、連日、広島県内の首長や地方議員から、現金を受け取ったという告白が相次いでおり、たいへんな騒ぎになっています。
検察が、現金配布先のリストを入手したことを公表していますので、受け取った議員は逃げられないと観念したのでしょうか。
検察の作戦が成功しているのかもしれません。
河井克行容疑者については、今回の事件とは別に、選挙区内の複数の広島市議会議員に違法な裏金提供を続けていたという報道もあります。「氷代、もち代」などと称して夏と冬に繰り返し10万円を渡していたということですが、政治資金報告書には記載していいなかったということです。
常習的に行われてきたことで、カネを配る側も、受け取る側も、慣れっこになっていた面もあるのでしょうか。
【激震 前法相夫妻逮捕】克行容疑者、定期的に裏金提供か 選挙区の市議証言
自民党の対立候補である溝手氏から寝返った議員も相当いるとみられます。カネさえあれば選挙に勝てるということが実証されたことにもなります。
とにかく自民党では、このようなカネの絡んだ買収事件が後を絶ちません。
「桜を見る会」も、河井夫妻による現金バラマキ事件も、形を変えた買収事件であることには変わりありません。同じようなことが様々なところで行われていのではないかということを疑うべきです。


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