ゴーン氏の逮捕で 墓穴を掘った日本の司法
8日、夜10時から行われたゴーン氏の記者会見、大半は日本の司法制度批判に時間を費やしたようですが、日本の司法のデタラメを知り尽くしている当ブログとしては、ゴーン氏の会見を観て、実に当たり前のことを言っているという印象でした。
「誤った情報」が広まっては困るということで、深夜にもかかわらず、森法務大臣が会見を開き、ゴーン氏の主張を全面否定する発言をしましたが、ゴーン氏の言っていることこそが正しいのです。
刑事裁判の有罪率は99.9%といわれています。逮捕=罪人という結論ありきで裁判が行われ、裁判は単なるセレモニーと化しているからです。裁判にかける前に、検察が密室の中で事件を判断していしまっていることに、最大の問題があります。本来なら公開の裁判でやるべきことを、検察が奪っているのです。
国にとって不都合な事件は、十分な証拠が揃っていても起訴する前に握りつぶし、酷いときには告訴状を受理しないことで事件をなかったことにしています。一方で、権力にとって不都合な人物は、でっち上げの事件で逮捕し社会的に抹殺するというようなことを平気で行っています。
非難されるべきは、刑事司法だけではありません。
民事裁判でも、同じように国の完全勝訴率がおよそ98%という結論ありきの裁判が行われています。行政に不利になる証拠は、客観性の極めて高いものであっても無視され、行政有利になる証拠が不足するときには、証拠を捏造することで補います。さらに、論理的整合性のない裁判官の作文により、デタラメな結論付けがなされます。
公正中立な判断をしていくれることを期待して裁判に訴える者は、時間と労力を費やした挙句、裁判費用を騙し取られることになります。国による裁判詐欺の被害者となります。
これが捏造された書証です!(捏造された証拠①)
厚生労働省と福島地方法務局が捏造証拠に差し替えた理由
国家ぐるみの訴訟詐欺は2本立て!!
結論づけの手法が真逆だから 不服申し立てされるんですよ!
日本が正当な法治国家であるというのであれば、安倍首相周辺で起きている様々な事件を、なぜ放置しているのか、その点も含めて法務大臣は、明確に説明すべきです。まさに、「法治国家」ではなく「放置国家」なのです。
近代民主主義国家としての水準から、はるかに立ち遅れている日本の司法の現状に、ゴーン氏の事件を契機に、日本国民は気がつかなければなりません。
ところで、ゴーン氏は、日産のクーデターであったということを主張していますが、それに政府関係者が深く関与していたことを、安倍首相が、白状してしまったようです。
安倍晋三首相は、キヤノンの御手洗冨士夫会長らと会食した際に、ゴーン氏の記者会見ことについても話題になり、首相は「本来、日産のなかで片付けてもらいたかった」と語ったそうです。
安倍首相、ゴーン被告逃亡に「日産内で片付けてもらいたかった」
やはり、安倍首相は、ゴーン氏の問題に政府がかかわったことを後悔しているようです。検察も同様にゴーン氏を逮捕したことを後悔していることでしょう。
日産の思い付きと、それに安易に乗った政府が、忠犬ポチの検察を動かしたという構図なのでしょうが、財力もあり、切れ者のゴーン氏の方が一枚も二枚も上手だったということが、今回の逃亡劇の成功が物語っています。
検察は、逮捕する相手を間違えたようです。
ゴーン氏を巡る海外からの日本の司法への批判が、形を変え、安倍首相周辺事件を放置する検察への批判として、火の粉のように降りかかてくるのではないかと予測しています。
さて、8日のゴーン氏の記者会見が、「報道ステーション」の時間帯と重なったので、メディアはどのように報道するのかと、興味深く観ていたのですが、元東京地検特捜部検事の高井弁護士の発言の数々には、まったくもってあきれてしまいました。
前近代的な日本の司法を正当化するような、まさにフェイクニュースの部類に入るような発言のオンパレードでした。テレビ朝日は、なぜ、このような人物を出演させたのでしょうか。
こんなことでは、この先も、日本の進歩は望めないのではないかと、暗澹たる気持ちになりました。真の民主国家・法治国家になる道のりは、ほど遠いということを痛感しました。
もはや、日本国内では解決することが困難そうなので、今後もゴーン氏に日本の司法批判を繰り返してもらい、海外からの圧力に期待した方が近道かもしれません。


「誤った情報」が広まっては困るということで、深夜にもかかわらず、森法務大臣が会見を開き、ゴーン氏の主張を全面否定する発言をしましたが、ゴーン氏の言っていることこそが正しいのです。
刑事裁判の有罪率は99.9%といわれています。逮捕=罪人という結論ありきで裁判が行われ、裁判は単なるセレモニーと化しているからです。裁判にかける前に、検察が密室の中で事件を判断していしまっていることに、最大の問題があります。本来なら公開の裁判でやるべきことを、検察が奪っているのです。
国にとって不都合な事件は、十分な証拠が揃っていても起訴する前に握りつぶし、酷いときには告訴状を受理しないことで事件をなかったことにしています。一方で、権力にとって不都合な人物は、でっち上げの事件で逮捕し社会的に抹殺するというようなことを平気で行っています。
非難されるべきは、刑事司法だけではありません。
民事裁判でも、同じように国の完全勝訴率がおよそ98%という結論ありきの裁判が行われています。行政に不利になる証拠は、客観性の極めて高いものであっても無視され、行政有利になる証拠が不足するときには、証拠を捏造することで補います。さらに、論理的整合性のない裁判官の作文により、デタラメな結論付けがなされます。
公正中立な判断をしていくれることを期待して裁判に訴える者は、時間と労力を費やした挙句、裁判費用を騙し取られることになります。国による裁判詐欺の被害者となります。
これが捏造された書証です!(捏造された証拠①)
厚生労働省と福島地方法務局が捏造証拠に差し替えた理由
国家ぐるみの訴訟詐欺は2本立て!!
結論づけの手法が真逆だから 不服申し立てされるんですよ!
日本が正当な法治国家であるというのであれば、安倍首相周辺で起きている様々な事件を、なぜ放置しているのか、その点も含めて法務大臣は、明確に説明すべきです。まさに、「法治国家」ではなく「放置国家」なのです。
近代民主主義国家としての水準から、はるかに立ち遅れている日本の司法の現状に、ゴーン氏の事件を契機に、日本国民は気がつかなければなりません。
ところで、ゴーン氏は、日産のクーデターであったということを主張していますが、それに政府関係者が深く関与していたことを、安倍首相が、白状してしまったようです。
安倍晋三首相は、キヤノンの御手洗冨士夫会長らと会食した際に、ゴーン氏の記者会見ことについても話題になり、首相は「本来、日産のなかで片付けてもらいたかった」と語ったそうです。
安倍首相、ゴーン被告逃亡に「日産内で片付けてもらいたかった」
やはり、安倍首相は、ゴーン氏の問題に政府がかかわったことを後悔しているようです。検察も同様にゴーン氏を逮捕したことを後悔していることでしょう。
日産の思い付きと、それに安易に乗った政府が、忠犬ポチの検察を動かしたという構図なのでしょうが、財力もあり、切れ者のゴーン氏の方が一枚も二枚も上手だったということが、今回の逃亡劇の成功が物語っています。
検察は、逮捕する相手を間違えたようです。
ゴーン氏を巡る海外からの日本の司法への批判が、形を変え、安倍首相周辺事件を放置する検察への批判として、火の粉のように降りかかてくるのではないかと予測しています。
さて、8日のゴーン氏の記者会見が、「報道ステーション」の時間帯と重なったので、メディアはどのように報道するのかと、興味深く観ていたのですが、元東京地検特捜部検事の高井弁護士の発言の数々には、まったくもってあきれてしまいました。
前近代的な日本の司法を正当化するような、まさにフェイクニュースの部類に入るような発言のオンパレードでした。テレビ朝日は、なぜ、このような人物を出演させたのでしょうか。
こんなことでは、この先も、日本の進歩は望めないのではないかと、暗澹たる気持ちになりました。真の民主国家・法治国家になる道のりは、ほど遠いということを痛感しました。
もはや、日本国内では解決することが困難そうなので、今後もゴーン氏に日本の司法批判を繰り返してもらい、海外からの圧力に期待した方が近道かもしれません。


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