真の民主国家・法治国家への変革の初めの1年となりますように


当ブログをはじめて、今年の3月でちょうど10年になります。
司法関係はマイナーなテーマではありますが、裁判をこれから始めようと思っている方、係争中の方、日本の司法に疑問を持っていらっしゃる方・・・・、当ブログのような情報を必要としている方が常に一定の割合で存在していることを実感しています。過去の記事へのアクセスが多いのは、その表れてではないかと思います。
そして、何より当ブログのような司法批判の内容に、もっとも神経を尖らせているのが、お役所であることは言うまでもありません。
不正裁判に対する怒りをエネルギー源に、今後も体験者しか語れない生の情報を発信していきたいと思います。
また、堅苦しいテーマにもかかわらず、テーマとは直接関係ないブロガーの皆さんからも多くのアクセスをいただいていますことに感謝しております。日本の負の側面を広く知っていただきたいと思いますとともに、私自身は、それぞれの方々の得意とする分野を楽しく拝見させていただくことで、自身の知らない世界の知識が拡がる思いでいます。
ブログ開設当初は、司法に対する国民の評判は、それほど悪くはなかったはずです。
少し前の司法がまともだったというわけではなく、国民がその実態を知らなかっただけです。
繰り返される、政治家に対する不当な捜査や逮捕など、法律が恣意的に適用されているのではないかと国民が疑問をもちはじめたところに、ネットの発達で被害者や関係者が自由に情報発信できるようになり、一部の国民はマスコミが伝えない真実の情報を知るようになりました。それにより国民の意識にも変化が表れてきたように思います。
そこへもってきて、昨年は森友・加計問題が国民の目にさらされることになり、法の下の不平等が、大半の国民の意識の中に浸透するようになってきました。
その間、政府は司法制度改革と称して、法科大学院や、裁判員制度、司法取引・・・、様々な改革を進めたわけですが、結局は、裁判官や検察官の天下り先確保や、権力闘争、恣意的な逮捕を可能とすることなど、自分たちの利権のためにそれらの制度を利用しただけで、大した効果が得られていません。
ほとんどの制度は、国民の司法へのかかわり方を変えただけで、もっとも重大な、ヒラメ裁判官による不正裁判や検察官による恣意的な法律の適用という本質的な部分は放置されたままなのですから、当然といえば当然なのです。
安倍首相周辺事件で、司法に対する信用が失われつつあったところに、昨年末、ゴーン氏の突然の逮捕という大きな話題が世界中を駆け巡りました。
逮捕されたゴーン氏が置かれている状況に、世界中から日本の前近代的な司法制度に対する批判が殺到しすることになり、多くの国民が、世界標準から外れた日本の司法の現状に気が付かされました。
さらに、政治や税金の私物化に目をつぶり、一企業の私物化に必死になっている検察の異常性を際立たせることにもなりました。
世界中からの批判と、これまでにない国民の意識の高まりという点で、今年は真の司法制度改革の初めの重要な一年となるかもしれません。
さて、似非右翼の日本会議傀儡政権が、憲法を無視して着々と軍国化を進めるなか、国民の平和をこよなく願っていらっしゃる現在の天皇陛下が譲位され、新天皇が即位したら、日本はどうなるのかと不安に思っている人も多いことでしょうが、意外にも新天皇には秘策があるかもしれません。そのことが次のサイトからうかがえます。
http://www.asyura2.com/18/senkyo255/msg/493.html
新しい年が、真の民主国家・法治国家への変革の初めの1年になりますことを期待したいと思います。
今年も、よろしくお願いいたします。


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