ここ10年で 司法に対する国民の意識が変わってきました!!


今年は、ブログを開設して10年目を迎えます。
この10年で、裁判所や検察を巡る状況は大きく変わってきました。組織そのものは旧態依然としたままで何も変わっていませんが、それらの機関に対する人々の意識が大きく変わってきたことを痛感します。
開設当初は、詐欺同然の不正裁判、検察による事件のでっちあげ、もみ消し・・・・、関係者・経験者以外は、その実態を知ることはほとんどありませんでしたが、今や、それが一般の人にまで知れ渡るようになりました。
そのひとつの要因が、誰でも情報発信できるツールを手にした不正裁判・不正捜査の経験者・関係者が、ネットで事件の経緯を克明に公表していることが挙げられます。
それに加え、昨年あたりから特に鮮明になってきたことが、恥知らずの政治家や官僚が、完璧な証拠が出そろっているにもかかわらず、逮捕・起訴されることもなく、その役職に居座っている事実に、多くの国民が捜査機関に対する疑念を感じるようになってきたことです。
法の下の平等など空想の産物、検察の不起訴の判断も、裁判所の判断も信用に値するものではなく、まともな法治国家ではないということに多くの国民が気がつき始めたのです。
このような状況をマイナスに捉えるのではなく、むしろ、見せ掛けの法治国家に対する人々の憤りや意識が高まり、真の司法改革につなげる土壌が醸成されつつあると前向きに捉えるべきです。
さて、年末、モリカケ隠しのために、連日マスコミを賑わしていた日馬富士暴行問題ですが、年末で決着がつき、新年からは、何をネタにマスコミは国民の目をくらますのかと興味津々でいましたが、結局、相撲協会の危機管理委員会が貴乃花親方に対する理事解任の方針を打ち出したことで、再び、国民を巻き込んでの騒動が継続することになりそうです。
危機管理委員会の委員長というのが、元名古屋高検検事長の高野利雄氏。連日、暴行問題を執拗に報道し続けているのが、歴代の検事総長の天下り先である電通の実質的支配下にあるマスコミということで、社会が、検察とそのOBたちによってコントロールされていることに気がつかなければなりません。
結局のところ、日本の検察は、悪を排除し正義を貫くという姿勢とは程遠く、事実関係や善悪の基準とは無関係に、社会をコントロールするためにだけ存在していると捉えるべきです。
政治や司法を扱っているサイトはたくさんありますが、今年も、不正裁判や不正捜査の経験者だからこそ書ける記事、他とは違った切り口で本質に迫ることを心掛けていきたいと思います。
今年もよろしくお願い申し上げます。


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