不正に処理された事件の見分け方 ~検察編~
森友・加計問題に象徴されるように、犯罪政治家、犯罪官僚が跳梁跋扈する日本においては、政治の劣化、民主主義の崩壊、法の下の平等を基本とする法治国家崩壊が、近年、誰の目にも明らかになってきました。
その最大の原因は、検察や裁判所が、権力犯罪に対して、まったく無能であるということです。さらに、三権癒着ともいえる構造の中で、行政の違法行為を、検察、裁判所がことごとく握りつぶしていることにあります。
付け加えるなら、第4の権力ともいわれるマスコミまでが、権力を監視するという本来の役割を放棄し、ほとんど政府の広報機関に成り下がっていることも大きく影響しています。
当ブログでは、裁判所や検察の不正を暴き、その実態をより多くの方に知っていただくことをテーマとしていますが、自ら手に入れた書面、皆さまから寄せられた情報、ネットで公開されている多数の文書を調べていくと、不正に処理されたと思われる文書には、ある特徴があることが判明しています。
逆にいえば、文書の形態から、不正に処理された事件であるか否かが判断できるということです。
裁判所の判決書については、一審、二審は実際に裁判が行われ、個別の事件ごとに判決書が渡されますので、事件の事実関係をよく把握している当事者か、その関係者でなければ判断できません。証拠採用の妥当性、論理的な矛盾の有無など、判決書を読んでみないと判断できません。
それに対し最高裁の調書(決定)については、適正に処理された事件であるかどうかが、即座に判断できます。
上告審とて最高裁で審理されるごく一部の事件を除いて、上告却下、不受理になる事件の大半は、審理が行われたかのように見せかけ、実際には訴訟費用だけが騙し取られている「偽装上告審」の疑いが濃厚です。
見分け方を簡単に説明します。
(A) 調書(決定)本体に「これは正本である。」の書記官の認証と公印があるケース、(B) 調書(決定)本体に、㊞ではない裁判官と書記官の名前の認印が押されているケース、これらについては、実際に最高裁で審理が行われたと考えられます。
それに対し、調書(決定)本体と、「これは正本である。」の書記官の認証が、それぞれ別紙で綴じられているケースは、「偽装上告審」である可能性が極めて高いです。
「偽装上告審」の見分け方!!
検察から交付される処分通知書、不起訴処分理由告知書についても、不正に処理された事件には共通する特徴があります。
森友学園、加計学園問題では公文書の管理についても注目が集まっていますが、役所から交付される公式な文書には、内部の記録として残しておくために、交付した役所名と番号がふられています。
ところが、不正に処理された事件の処分通知書、不起訴処分理由告知書には、役所名、交付番号がなかったり、あっても不自然な番号だったりします。
“期待通り”の不起訴処分理由告知書
これらは、裁判に関する不正行為を刑事告訴することで、私が実際に手に入れた複数の書面から判明したことですが、他の事件ではどうなのか、今回、検察の処分通知書について画像検索して調べてみました。
すると、交付した役所名と番号が記載されている書面が存在する一方で、同じように、役所名、交付番号が記載されていない書面が多数、見つかりました!!
しかも、すべて不起訴処分の通知です。
どのような事件がこれに該当するのか、ピックアップしてみました。
※ 下記のURLをクリックすると画像が見られます。
A 双方から被害者として届けられた暴行被疑事件
検察官の名前が姓だけで下の名前がありません。担当した事務官の印もありません。
富山地方検察庁の処分ではどちらから出された被害届に対しての不起訴処分なのか曖昧だと、告訴人は指摘しています。
https://blog-001.west.edge.storage-yahoo.jp/res/blog-eb-ec/sadao_ybb/folder/1813088/10/66224010/img_0
B 公園で見つけた怪我をしたネコに対する加害者を、被疑者不詳で、刑事告発した事件です。
「動物の愛護及び管理に関する法律」第44条に該当するということで刑事告発していますが、不起訴処分になっています。
http://blog-imgs-64.fc2.com/s/h/i/shironeko56/mosaic-tuuchis.jpg
A、Bのケースについては、よくありがちな事件ですが、事件の性質からも、検察がろくに捜査もせずに判断しているのではないかと推測され、その責任逃れのために、正規の事件として扱っていないのではないかと考えられます。
C 富山市選挙管理委員会から得た証拠をもとに公職選挙法に係る公費助成制度を悪用した関係者を虚偽公文書作成 名誉棄損、公職選挙法違反に該当するということで、共同正犯・詐欺罪で告発したケース。
富山地検は、告発から2年近く経って不起訴にしています。
https://blog-001.west.edge.storage-yahoo.jp/res/blog-eb-ec/sadao_ybb/folder/1864264/27/67539427/img_0
https://blog-001.west.edge.storage-yahoo.jp/res/blog-eb-ec/sadao_ybb/folder/1864264/19/67150519/img_0
D 厚労省社会保険審査官による公務員職権濫用
http://www.shougainenkin.com/image/shobun_miyazaki_kanji03.jpg
E 病院への違法な強制入院
http://antigangstalking.join-us.jp/image/2006_05_31_NonProsecutionNotice.JPG
F 『政治家』の地位を利用して『金品を授受』した横須賀市議会議員の政治倫理基準の違反事件。
https://i1.wp.com/www.hide-fujino.com/blog/wp-content/uploads/2014/11/20141110document01.jpg?fit=560%2C731
C~Fについては、すべて行政が関与する事件です。
いずれも、交付した役所名と番号がなく、不正に処理された事件であることがうかがえます。
つまり、犯行を裏づける証拠等があるにもかかわらず、不当に不起訴処分にされ握りつぶされた事件であると考えられます。
例外的に、行政がかかわる事件でも、交付した役所名と番号があるものもありました。
それが、次のGのケースです。
G 選挙カーの燃料代を不正に請求していた墨田区区議会議員ら被疑者10名を詐欺罪で告発、東京地検が不起訴処分にした事件。
検察の処分通知書の日付が手書きされていることを、告発人は不審に思っています。
大きな事件でマスコミが取上げない隙を突くためか、あるいは、交付日が3月30日であることから、年度末の人事異動の有無で処分決定されたのかも知れないと、告発人は指摘しています。
http://ose.c.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_8dc/ose/100914-1.jpg
この処分通知書を交付したのは、高橋孝一検事で、当ブログでも過去に取り上げています。
不起訴処分理由告知書を二重発行した人物です。
ちなみに、Gのケースでは、交付した役所名と番号が書かれていますが、私が受け取った不起訴処分理由告知書には役所名と番号がありません。
http://blog-imgs-47.fc2.com/t/r/i/trial17/20120411105049947.jpg
不起訴処分理由告知書を二重発行!! ~検察の新たな犯罪~
これらの例から、行政がかかわるほとんどの事件は、不当に不起訴処分にされ、握りつぶされていることが明確になったといえます。
政治の劣化、民主主義の崩壊、法の下の平等を基本とする法治国家崩壊の原因が、検察、裁判所の機能不全にあるということの証左です。
追伸
面白い動画を見つけました!!
8/30衆議院・安全保障委員会・閉会中審査 後藤祐一(民進)
「安倍総理が公邸に泊まったのはミサイル発射のあった前日だけ。公邸に泊まる翌日に、北朝鮮ミサイルが飛んで来る」



その最大の原因は、検察や裁判所が、権力犯罪に対して、まったく無能であるということです。さらに、三権癒着ともいえる構造の中で、行政の違法行為を、検察、裁判所がことごとく握りつぶしていることにあります。
付け加えるなら、第4の権力ともいわれるマスコミまでが、権力を監視するという本来の役割を放棄し、ほとんど政府の広報機関に成り下がっていることも大きく影響しています。
当ブログでは、裁判所や検察の不正を暴き、その実態をより多くの方に知っていただくことをテーマとしていますが、自ら手に入れた書面、皆さまから寄せられた情報、ネットで公開されている多数の文書を調べていくと、不正に処理されたと思われる文書には、ある特徴があることが判明しています。
逆にいえば、文書の形態から、不正に処理された事件であるか否かが判断できるということです。
裁判所の判決書については、一審、二審は実際に裁判が行われ、個別の事件ごとに判決書が渡されますので、事件の事実関係をよく把握している当事者か、その関係者でなければ判断できません。証拠採用の妥当性、論理的な矛盾の有無など、判決書を読んでみないと判断できません。
それに対し最高裁の調書(決定)については、適正に処理された事件であるかどうかが、即座に判断できます。
上告審とて最高裁で審理されるごく一部の事件を除いて、上告却下、不受理になる事件の大半は、審理が行われたかのように見せかけ、実際には訴訟費用だけが騙し取られている「偽装上告審」の疑いが濃厚です。
見分け方を簡単に説明します。
(A) 調書(決定)本体に「これは正本である。」の書記官の認証と公印があるケース、(B) 調書(決定)本体に、㊞ではない裁判官と書記官の名前の認印が押されているケース、これらについては、実際に最高裁で審理が行われたと考えられます。
それに対し、調書(決定)本体と、「これは正本である。」の書記官の認証が、それぞれ別紙で綴じられているケースは、「偽装上告審」である可能性が極めて高いです。
「偽装上告審」の見分け方!!
検察から交付される処分通知書、不起訴処分理由告知書についても、不正に処理された事件には共通する特徴があります。
森友学園、加計学園問題では公文書の管理についても注目が集まっていますが、役所から交付される公式な文書には、内部の記録として残しておくために、交付した役所名と番号がふられています。
ところが、不正に処理された事件の処分通知書、不起訴処分理由告知書には、役所名、交付番号がなかったり、あっても不自然な番号だったりします。
“期待通り”の不起訴処分理由告知書
これらは、裁判に関する不正行為を刑事告訴することで、私が実際に手に入れた複数の書面から判明したことですが、他の事件ではどうなのか、今回、検察の処分通知書について画像検索して調べてみました。
すると、交付した役所名と番号が記載されている書面が存在する一方で、同じように、役所名、交付番号が記載されていない書面が多数、見つかりました!!
しかも、すべて不起訴処分の通知です。
どのような事件がこれに該当するのか、ピックアップしてみました。
※ 下記のURLをクリックすると画像が見られます。
A 双方から被害者として届けられた暴行被疑事件
検察官の名前が姓だけで下の名前がありません。担当した事務官の印もありません。
富山地方検察庁の処分ではどちらから出された被害届に対しての不起訴処分なのか曖昧だと、告訴人は指摘しています。
https://blog-001.west.edge.storage-yahoo.jp/res/blog-eb-ec/sadao_ybb/folder/1813088/10/66224010/img_0
B 公園で見つけた怪我をしたネコに対する加害者を、被疑者不詳で、刑事告発した事件です。
「動物の愛護及び管理に関する法律」第44条に該当するということで刑事告発していますが、不起訴処分になっています。
http://blog-imgs-64.fc2.com/s/h/i/shironeko56/mosaic-tuuchis.jpg
A、Bのケースについては、よくありがちな事件ですが、事件の性質からも、検察がろくに捜査もせずに判断しているのではないかと推測され、その責任逃れのために、正規の事件として扱っていないのではないかと考えられます。
C 富山市選挙管理委員会から得た証拠をもとに公職選挙法に係る公費助成制度を悪用した関係者を虚偽公文書作成 名誉棄損、公職選挙法違反に該当するということで、共同正犯・詐欺罪で告発したケース。
富山地検は、告発から2年近く経って不起訴にしています。
https://blog-001.west.edge.storage-yahoo.jp/res/blog-eb-ec/sadao_ybb/folder/1864264/27/67539427/img_0
https://blog-001.west.edge.storage-yahoo.jp/res/blog-eb-ec/sadao_ybb/folder/1864264/19/67150519/img_0
D 厚労省社会保険審査官による公務員職権濫用
http://www.shougainenkin.com/image/shobun_miyazaki_kanji03.jpg
E 病院への違法な強制入院
http://antigangstalking.join-us.jp/image/2006_05_31_NonProsecutionNotice.JPG
F 『政治家』の地位を利用して『金品を授受』した横須賀市議会議員の政治倫理基準の違反事件。
https://i1.wp.com/www.hide-fujino.com/blog/wp-content/uploads/2014/11/20141110document01.jpg?fit=560%2C731
C~Fについては、すべて行政が関与する事件です。
いずれも、交付した役所名と番号がなく、不正に処理された事件であることがうかがえます。
つまり、犯行を裏づける証拠等があるにもかかわらず、不当に不起訴処分にされ握りつぶされた事件であると考えられます。
例外的に、行政がかかわる事件でも、交付した役所名と番号があるものもありました。
それが、次のGのケースです。
G 選挙カーの燃料代を不正に請求していた墨田区区議会議員ら被疑者10名を詐欺罪で告発、東京地検が不起訴処分にした事件。
検察の処分通知書の日付が手書きされていることを、告発人は不審に思っています。
大きな事件でマスコミが取上げない隙を突くためか、あるいは、交付日が3月30日であることから、年度末の人事異動の有無で処分決定されたのかも知れないと、告発人は指摘しています。
http://ose.c.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_8dc/ose/100914-1.jpg
この処分通知書を交付したのは、高橋孝一検事で、当ブログでも過去に取り上げています。
不起訴処分理由告知書を二重発行した人物です。
ちなみに、Gのケースでは、交付した役所名と番号が書かれていますが、私が受け取った不起訴処分理由告知書には役所名と番号がありません。
http://blog-imgs-47.fc2.com/t/r/i/trial17/20120411105049947.jpg
不起訴処分理由告知書を二重発行!! ~検察の新たな犯罪~
これらの例から、行政がかかわるほとんどの事件は、不当に不起訴処分にされ、握りつぶされていることが明確になったといえます。
政治の劣化、民主主義の崩壊、法の下の平等を基本とする法治国家崩壊の原因が、検察、裁判所の機能不全にあるということの証左です。
追伸
面白い動画を見つけました!!
8/30衆議院・安全保障委員会・閉会中審査 後藤祐一(民進)
「安倍総理が公邸に泊まったのはミサイル発射のあった前日だけ。公邸に泊まる翌日に、北朝鮮ミサイルが飛んで来る」



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