池上彰氏出演の「あさイチ」が変でした!! ~世論操作の巧妙化~
【いいね!】池上彰が安倍政権の正体をテレビで暴露!「神社本庁(日本会議)と創価学会(公明党)、2つの巨大宗教組織によって支えられている」「ジャパンハンドラー(アメリカ)の言いなり」
http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/870.html
そう思っていたところに、いつも情報提供してくださるJin様が「あさイチ」に関する情報を送ってくださり、やはりJin様も、私と同じようなところで疑問を感じていたようです。文字起こしてくださったところがありますので、それを中心に紹介したいと思います。
はじめは共感できる部分もあったのですが、次の部分については、どう考えても共感できません。
その一つは、「テレビや新聞の情報は信用できるが、ネットの情報は信用できない」と受け留められる部分です。
Jin様のメールからです。

池上彰が、情報を入手するのは主に、毎日観ている新聞11紙だそうです。その理由は「情報のプロが書いているので、かなり、信頼度が高いから。」だそうです(www)。「これは報道機関のテレビやネット配信でも同じ事が言えますが、但し、誰が書いたか分からないネットの情報はウソのニュースがいっぱい有るので、これは気を付けなければいけない。」とも言っていました。(おまいうですね)
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ネットで情報発信している者としては、この発言にはカチンときますね。確かに、根拠のないデマや誹謗中傷も多くありますが、明白な証拠を示して発信しているものについては十分信用できる情報だと思います。それに、メディアが取り上げない情報にこそ、重大な問題が潜んでいると考えるべきです。むしろ、安倍首相と頻繁に飲食をしているプロが書いたものこそ信用できないと考えるのは当たり前のことです。
報道すべきことを報道せず 国の機関の犯罪行為に加担するマスコミ
さらに番組は続き、途中の9時の短いニュースで、なぜかロシアが米大統領選で工作活動していた事が伝えられます。
これについてもJin様が、まとめてくださいました。

内容は、ロシア政府がサイバー攻撃だけでなく、偽のニュース(フェイクニュース)の拡散等、多角的な手法で工作活動を展開し、干渉していたそうです。
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後半に映画紹介のコーナーがあるのですが、ここでも、なぜかタイミングよく、オリバー・ストーン監督の「スノーデン」です。
米政府による個人情報監視をの実態を暴露し、現在はロシアに滞在している元CIAの職員のスノーデンに関する映画です。
この映画についても池上氏はコメントしており、Jin様が、次のようにまとめてくださいました。

この様な行き過ぎた個人監視状況について、池上氏は「私達の実はメールも、恐らくみんな見られてるんですね。だから、CIA、NSA(国家安全保障局)は、私達のメールから、電話からみんな監視してますから、もう、そういう時代に成ってしまった。」と言っていました。(本人の意見が無いのはジャーナリストとして、不可解です)
(番組スタッフのやりとりです。)
青木 「国が、ここまでやったら犯罪に成らないんですか?」
池上 「国家ぐるみでやると、犯罪には成らないですね。」
有働 「日本も同じ様な状況(なのですかね)」(池上が遮る)
池上 「そうです。だから日本の政治家に「携帯電話でやり取りしたら、当然、米NSAに盗聴されてますよね?」って聞いたら、「だから大事な事は携帯では話さない。」
(日本国家(政府)の状況を聞いているのに、米NSAの状況を再度説明するのは、おかしいですね。)
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池上氏の、「国家ぐるみでやると犯罪にはならない」という発言には、驚きました

日頃、憲法についてあれこれ解説している池上氏が、憲法違反を容認するような発言をしているのですから。
さらに映画「スノーデン」の中の次のセリフに言及しています。

NSA 「(日本政府に対する)日本国民の監視への協力依頼は断られました。」
NSA 「国民の監視は違法だ」とね。
スノーデン 「でも監視は実行した」
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日本政府は正しい判断をしているということを強調しています。
政府によるネット情報収集 日本だってやっているはず!!
スノーデン氏について、池上氏は、「プーチン大統領も諜報機関の人間だったから、裏切り者のスノーデンをよく思っていないが、利用するためかくまっている」と解説しています。
ネットに関する話題、番組途中のニュース、映画の紹介、このタイミングには驚きます。
さりげなくロシアに注目が向くよう、はじめからコーディネートされていたように感じました。
つまり、「新聞やテレビの情報は正しいが、ネット情報は嘘が多い」「アメリカ・日本は善で、ロシアは悪」そんな印象づけが番組を通して行われたと感じました。
「世論操作番組」というタイトルでメールをくださったJin様は、
「池上彰もジャーナリストなら、NHKの捏造報道を解説してほしいものです。国民が、一番知りたい事なので。」とメールを結んでいます。
マスコミの中では数少ない正統派と思われている池上氏が世論操作をすれば、日頃、既存のメディアに不信感をもっている人でも、つい誤った情報を信用してしまうかもしれません。
NHKの世論操作もかなり巧妙化していると感じました。



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