田中角栄の逮捕から連綿と続く法務省(検察)の犯罪
当ブログのサブタイトルで示しているとおり、私の国家賠償訴訟で行われた不正は、裁判所ルートと、被告代理人である法務局・厚生労働省ルートの二つに大別されます。
仙台高検に集約することで まやかしの制度 国家賠償訴訟の全容が・・・
国家ぐるみの訴訟詐欺は2本立て!!
裁判所ルートの不正は、さらに一審、二審における「不正裁判」と上告の際の「偽装裁判」に分類されますが、前者の不正裁判については、後述する通り、すでに証明されています。
その「不正裁判」の手口は、次のようなものです。(※ すでにご存知の方は飛ばして読んでください。)
はじめに結論ありきで、まずは判決に至るストーリーがつくられ、そのストーリーに合う証拠だけが採用され、ストーリーから外れる証拠は、客観性のある証拠であっても採用されることはありません。事実関係に整合性があろうがなかろうが、事実を裏づける証拠が存在しようがしまいが、それらはほとんど関係ありません。法令・判例についても同様で、被告国にとって都合が悪い法令や判例は、原告が主張しているにもかかわらず、判決書に盛り込まれることがありません。
さらに、結論付けに必要な証拠が不足しているときは、当事者が主張していないことを裁判官の作文で事実をねじ曲げ、それを結論づけの根拠とします。
告訴状 ~裁判官を刑事告訴し、立件されました。~
性質の異なる2つのタイプの不正裁判
一方、法務局・厚生労働省ルートの不正は、証拠の捏造、本来の証拠と捏造された証拠との差し替え、裁判における偽証です。
法務局の被告代理人は、法務省の管轄下にある訟務検事です。国家賠償訴訟の場合、被告国の代表者は法務大臣です。その管理下にある訟務検事らが不正行為を行っていることに加え、刑事告訴された被告代理人らを、検察が不当に不起訴処分として事件を握りつぶすという構図になっており、まさに「権力の犯罪」なのです。
これが捏造された書証です!(捏造された証拠①)
厚生労働省と福島地方法務局が捏造証拠に差し替えた理由
厚生労働省・法務局・検察の被疑者(≧犯罪者)たち
被告国の完全勝訴率がおよそ98%であること、不正裁判の被害者の方から当ブログに多くのメールやコメントをいただいていることから、他の大半の国家賠償訴訟でも同じような不正が行われていると考えられます。
前者の裁判所ルートによる「不正裁判」につていは、元裁判官の瀬木比呂志氏が著書の「絶望の裁判所」や上梓の際の記者会見で証言されています。
『まやかしの国家賠償制度』を証言してくれた救世主 瀬木比呂志氏の「絶望の裁判所」
「絶望の裁判所」 あれもこれも 私のケースとまったく同じ!!
もう一方の、法務局・厚生労働省ルートというべき検察(法務省)による「権力の犯罪」の存在と詳細については、最近、出版された、元参議院議員の平野貞夫氏の「田中角栄を葬ったのは誰だ」という本の中で証言されています。
田中角栄氏については、以前、当ブログでも取り上げています。
田中角栄氏の裁判で、もっとも問題となるのが「嘱託尋問」です。どんなことを証言しても贈賄罪、偽証罪で起訴しないという刑事免責を最高裁が保証した上での証言が唯一の証拠となり、しかも、反対尋問の機会も与えられることなく有罪判決がなされたことは「暗黒裁判」といわれる所以です。
田中角栄氏の「暗黒裁判」
この「嘱託尋問」を行うことを検察が決定した経緯について詳しく書かれているのが、前述の「田中角栄を葬ったのは誰だ」です。
要約してお伝えします。
ーーーーーーーーーーーーーーー
田中角栄氏を逮捕したかった検察は、アメリカ側の捜査資料を入手するが、それには田中角栄氏にロッキード社から金が渡った証拠が一切記されていなかった。
そこで、昭和51年4月11日、布施健検事総長をはじめとする検察首脳7人が検事総長室に集まり、その会議で、日本の司法制度にはない、刑事免責を条件に証言させる「司法取引」をすることを決断をした。
つまり、それは、法を破ってでも田中角栄の逮捕に邁進(まいしん)するという確認でもあった。
その根拠となったのが、田中角栄氏を逮捕するためにだけに作られ、法務省によって調印された「日米司法取決」である。
ーーーーーーーーーーーー
これらの事実は、法務省(検察)が正義の組織ではなく、正真正銘の犯罪組織であることを証明しています。
「目的のためなら、法を犯してまで欲しい証拠を手に入れる」という検察の悪質極まりない体質が、田中角栄氏の逮捕の時代から現在に至るまで連綿と続いていることを痛感します。
今回は、「嘱託尋問」に関することに焦点に「権力の犯罪」のごく一部について紹介していますが、そのほかに、政治権力による犯罪も含めて、権力闘争の中で行われる怖ろしく卑劣な数多くの犯罪が具体的に書かれています。
もちろん、タイトルが示すように田中角栄を葬ったのが誰であるかも明記されています。
罪に問えない人物を犯罪者に仕立て上げ、政治的に葬る一方で、明確な犯罪事実と証拠が存在するにもかかわらず、捜査もせずに巨悪を放置している事実も詳述されています。
国家の中枢は無法地帯と化しており、腐りきった国家権力が議会制民主主義を破壊している現実をつぶさに知ることができます。
続きは、別の機会に紹介したいと思います。



仙台高検に集約することで まやかしの制度 国家賠償訴訟の全容が・・・
国家ぐるみの訴訟詐欺は2本立て!!
裁判所ルートの不正は、さらに一審、二審における「不正裁判」と上告の際の「偽装裁判」に分類されますが、前者の不正裁判については、後述する通り、すでに証明されています。
その「不正裁判」の手口は、次のようなものです。(※ すでにご存知の方は飛ばして読んでください。)
はじめに結論ありきで、まずは判決に至るストーリーがつくられ、そのストーリーに合う証拠だけが採用され、ストーリーから外れる証拠は、客観性のある証拠であっても採用されることはありません。事実関係に整合性があろうがなかろうが、事実を裏づける証拠が存在しようがしまいが、それらはほとんど関係ありません。法令・判例についても同様で、被告国にとって都合が悪い法令や判例は、原告が主張しているにもかかわらず、判決書に盛り込まれることがありません。
さらに、結論付けに必要な証拠が不足しているときは、当事者が主張していないことを裁判官の作文で事実をねじ曲げ、それを結論づけの根拠とします。
告訴状 ~裁判官を刑事告訴し、立件されました。~
性質の異なる2つのタイプの不正裁判
一方、法務局・厚生労働省ルートの不正は、証拠の捏造、本来の証拠と捏造された証拠との差し替え、裁判における偽証です。
法務局の被告代理人は、法務省の管轄下にある訟務検事です。国家賠償訴訟の場合、被告国の代表者は法務大臣です。その管理下にある訟務検事らが不正行為を行っていることに加え、刑事告訴された被告代理人らを、検察が不当に不起訴処分として事件を握りつぶすという構図になっており、まさに「権力の犯罪」なのです。
これが捏造された書証です!(捏造された証拠①)
厚生労働省と福島地方法務局が捏造証拠に差し替えた理由
厚生労働省・法務局・検察の被疑者(≧犯罪者)たち
被告国の完全勝訴率がおよそ98%であること、不正裁判の被害者の方から当ブログに多くのメールやコメントをいただいていることから、他の大半の国家賠償訴訟でも同じような不正が行われていると考えられます。
前者の裁判所ルートによる「不正裁判」につていは、元裁判官の瀬木比呂志氏が著書の「絶望の裁判所」や上梓の際の記者会見で証言されています。
『まやかしの国家賠償制度』を証言してくれた救世主 瀬木比呂志氏の「絶望の裁判所」
「絶望の裁判所」 あれもこれも 私のケースとまったく同じ!!
もう一方の、法務局・厚生労働省ルートというべき検察(法務省)による「権力の犯罪」の存在と詳細については、最近、出版された、元参議院議員の平野貞夫氏の「田中角栄を葬ったのは誰だ」という本の中で証言されています。
田中角栄氏については、以前、当ブログでも取り上げています。
田中角栄氏の裁判で、もっとも問題となるのが「嘱託尋問」です。どんなことを証言しても贈賄罪、偽証罪で起訴しないという刑事免責を最高裁が保証した上での証言が唯一の証拠となり、しかも、反対尋問の機会も与えられることなく有罪判決がなされたことは「暗黒裁判」といわれる所以です。
田中角栄氏の「暗黒裁判」
この「嘱託尋問」を行うことを検察が決定した経緯について詳しく書かれているのが、前述の「田中角栄を葬ったのは誰だ」です。
要約してお伝えします。

田中角栄氏を逮捕したかった検察は、アメリカ側の捜査資料を入手するが、それには田中角栄氏にロッキード社から金が渡った証拠が一切記されていなかった。
そこで、昭和51年4月11日、布施健検事総長をはじめとする検察首脳7人が検事総長室に集まり、その会議で、日本の司法制度にはない、刑事免責を条件に証言させる「司法取引」をすることを決断をした。
つまり、それは、法を破ってでも田中角栄の逮捕に邁進(まいしん)するという確認でもあった。
その根拠となったのが、田中角栄氏を逮捕するためにだけに作られ、法務省によって調印された「日米司法取決」である。
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これらの事実は、法務省(検察)が正義の組織ではなく、正真正銘の犯罪組織であることを証明しています。
「目的のためなら、法を犯してまで欲しい証拠を手に入れる」という検察の悪質極まりない体質が、田中角栄氏の逮捕の時代から現在に至るまで連綿と続いていることを痛感します。
今回は、「嘱託尋問」に関することに焦点に「権力の犯罪」のごく一部について紹介していますが、そのほかに、政治権力による犯罪も含めて、権力闘争の中で行われる怖ろしく卑劣な数多くの犯罪が具体的に書かれています。
もちろん、タイトルが示すように田中角栄を葬ったのが誰であるかも明記されています。
罪に問えない人物を犯罪者に仕立て上げ、政治的に葬る一方で、明確な犯罪事実と証拠が存在するにもかかわらず、捜査もせずに巨悪を放置している事実も詳述されています。
国家の中枢は無法地帯と化しており、腐りきった国家権力が議会制民主主義を破壊している現実をつぶさに知ることができます。
続きは、別の機会に紹介したいと思います。



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