傾斜マンションと不正裁判 その共通点と相違点
このような偽装事件は後を絶ちませんが、報道されるたび、裁判での偽装にもスポットを当てて欲しいと思わずにはいられません。
食材偽装の陰で 重大で悪質な「偽装上告審」!!
旭化成建材によるデータ改ざん事件は、不正裁判と多くの共通点があります。
まずは、事件の本質的な原因が、データの改ざん、証拠の捏造という、根本的な部分での書き換えが行われていることです。
マンション建築の基礎工事となるくい打ちのデータが改竄されていますが、私の裁判では、事件の発端となった私の電話の内容が行政職員によって捏造され、裁判の際に福島地方法務局によって本来の証拠と差し替えられて提出されています。
また、二審の仙台高等裁判所(大橋弘裁判長、鈴木桂子裁判官、岡田伸太裁判官)では、私の主張の中から行政関与の記述を削除され、デタラメに要約されたものが、被告訴人の主張であるとして判決理由に書き込まれてます。
これが捏造された書証です!(捏造された証拠①)
厚生労働省と福島地方法務局が捏造証拠に差し替えた理由
次に共通することは、全国規模の広がりを見せているということです。
ネット上には、様々な不正裁判の実態を公表しているサイトが数限りなくありあります。また、不正裁判の被害にあった多くの方から、これまで当ブログに多くの情報が寄せられています。その手口は類似しており、行政や警察による証拠の捏造、結論ありきの判決に導くために、裁判所による証拠の恣意的な取捨選択などが行われています。
「絶望の裁判所」 あれもこれも 私のケースとまったく同じ!!
さらに、傾斜マンションと裁判の双方に共通するのは、不正は、特定の担当者(特定の裁判官)のもとで行われ、他の物件や事件でも同じように不正をしていることです。問題の裁判官の名前をネットで検索すると、他のサイトや2チャンネルでも同じ裁判官が批判の対象になっているのを見つけます。また、被害にあった方から、直接、メールをいただいたこともあります。
その一方で、双方の書面をていねいにの読んで、正しい判断をしている裁判官に出会うこともできました。
個人資産は 公的機関の管理下で蝕まれる!!
大橋弘裁判長の裁判に共通する杜撰判決の手法
素人に配慮してくれた良心的な裁判官だっています! (一審・1)
基礎となる部分に瑕疵があるマンションについては、建物全体の安全性や価値が損なわれており、建て替えなどの根本的な対応が必要と思われます。
同じように、一般の私人同士の事件・事故が、おおむね公平・公正に審判されてるのとは対照的に、行政が関与する事件・事故については、制度そのものの信頼性が損なわれており、根本的な対策をとらなければ、今後も裁判詐欺の被害者が後を絶たないということです。
しかしながら、傾斜マンションと不正裁判では、共通点ばかりではなく、相違点もあります。
それは、傾斜マンションが、特定の現場責任者によって引き起こされたもので、会社ぐるみでの不正ではないと考えられており、行政処分等によって業務改善などが行われ、今後、更生の余地があるのに対し、不正裁判は、国の最高権力機関による不正ですので、クーデターや革命に近いことが起こらない限り、そう簡単には更生できないということです。
補足となりますが、上記のように特定の裁判官のもとで行われた訴訟だけが問題だとすれば、まだ更生の余地がありますが、そのようになるはずがないのは、制度そのものが偽装されている点に着目するからです。
その最もわかりやすい例が、「偽装上告審」です。上告審で、不受理・却下になるケースでは、実際には最高裁で審理が行われていないにもかかわらず、行われたかに装って訴訟費用が騙し取られています。しかも、最高裁判例違反に該当し、上告される事件の大半が、これ該当します。
一部に偽装の制度が含まれているということは、裁判制度全体の信頼性が疑われて当然です。
その根拠と証拠については、下記の記事をご覧ください。
上告の際の訴訟費用って 公平さに欠けていますね!
最高裁判所自らが判例違反をしているんじゃないの!
国家ぐるみの訴訟詐欺は2本立て!!
上告不受理・上告却下は偽装裁判!!
「偽装上告審」の見分け方!!
偽装上告審の決定的証拠 調書(決定)の用紙の成分・組成を分析せよ!!
まやかしの国家賠償制度の現実に 目覚めよ!
書面の流れから検証する「上告詐欺」のカラクリ

“大手の会社が売り出したマンションだから大丈夫”“最高裁という権威のある機関が不正をするはずがない”などと、常識にとらわれていてはいけません。些細な違いに気がつき、それを追究していくことが、大きな不正を暴くことにつながります。



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