法科大学院の正体 ~まやかしの制度を支えるのは“裸の王様”~
法科大学院を修了しなくても司法試験の受験資格が得られる「予備試験」の出願者は、2011年の制度開始から2年連続で増加し、今年初めて1万人を超えた一方で、法科大学院の今年度の入学者は過去最低で、法科大学院離れが進んでいるということです。
曖昧な目的と甘い見通しのまま導入された法科大学院ですから、当然の結果と言えるのではないでしょうか。
以前、虚偽有印公文書作成等で刑事告訴した裁判長の所在を確認したところ、法科大学院に”天下っていた”ことを知りました。
ですから、法科大学院を導入した真の目的は、不正をするなど何らかの事情で職務を継続できなくなった裁判官や検察官の再就職先を確保するためだったのではないかと個人的には考えています。
法科大学院って、もしかしたら天下り先確保のために設置されたの?
ちなみに、「法科大学院 天下り」のキーワード検索による当ブログへのアクセスが、毎日1,2件はあるので、私と同じような考えをもっている人は、ほかにも多数いるはずです。
弁護士になろうにも、サラリーマンから、いきなり個人事業主になるわけですから、様々な苦労を伴うことは必至ですし、最近では、弁護士が急増したうえ、不況で訴訟などが減っていることが原因で、弁護士業界も格差社会に突入したようです。
http://mainichi.jp/select/news/20130508k0000e040150000c.html
オマケに、現在はネット社会です。家電製品ひとつ購入するにしても、ちょっと医者にかかるにしても、まずはネットで検索して性能や設備、得意分野や評判などを入念に調べた上で、どれ(どこ)にするか選択します。
弁護士だって御多分に漏れず、検索の対象となるはずです。
ところが、ネット上では、裁判所や検察がまともに機能していないことに怒った被害者や当事者が、真実の情報を実名で発信しています。
検索結果にかかれば、客は避けるはずです。
より厳しい状況になることは想像に難くありません。
そこで、いわくつき裁判官や検察官の再就職先として考え出されたのが、法科大学院ではないでしょうか。
それにしましても、検察官や裁判官を目指す受験生のほとんどは、日本が法治国家であるということを何の疑いもなく信じているはずです。そして、強い正義感のもとに、悪を懲らしめ、困っている人を助けようなんて高い志をもっている受験生も数多くいるはずです。
ところが、めでたく合格し、何も知らずに、いつの間にか腐敗した組織の一員になってしまった彼らは、不正の片棒を担がされることになるのです。
特に国家権力が関与する事件を担当させられれば、不正は避けられません。
福島地方法務局による証拠差し替え事件では、検察官になって2,3年の新米検事が、証拠を隠して嘘の説明をし、核心部分を話そうとする私に、突然別な質問をして話題をそらし、話させないようにしました。
福島地検いわき支部による意図的な証拠隠し
悪名高い特捜部・特別刑事部などならまだしも、支部の新米検事までもが不正を行っている現実に、一国民として、少なからぬ衝撃を受けました。改めて、腐敗の根深さを痛感しました。
事件の結論は、組織の中であらかじめ決められています。ですから、限られた証拠から結論に至るストーリーを無理やり作り上げることだけが、彼らの重要なミッションとなっているのです。
自分の頭で考え結論を導き出すわけではないので、難関を突破した優秀な頭脳も、さびついてしまいます。論理的に矛盾していようが、証拠と一致していまいが、それに不快感を覚えることなく平然とデタラメな結論を書きます。
何事も筋道を通して理屈で考えたくなる人から見れば、まったく違う人種にさえ感じられるのです。
権力を盾に、何をやっても許されると思っているところが、まさに「裸の王様」なのです。
つまり、まやかしの制度は、「裸の王様」によって支えられているという結論になるのです。


曖昧な目的と甘い見通しのまま導入された法科大学院ですから、当然の結果と言えるのではないでしょうか。
以前、虚偽有印公文書作成等で刑事告訴した裁判長の所在を確認したところ、法科大学院に”天下っていた”ことを知りました。
ですから、法科大学院を導入した真の目的は、不正をするなど何らかの事情で職務を継続できなくなった裁判官や検察官の再就職先を確保するためだったのではないかと個人的には考えています。
法科大学院って、もしかしたら天下り先確保のために設置されたの?
ちなみに、「法科大学院 天下り」のキーワード検索による当ブログへのアクセスが、毎日1,2件はあるので、私と同じような考えをもっている人は、ほかにも多数いるはずです。
弁護士になろうにも、サラリーマンから、いきなり個人事業主になるわけですから、様々な苦労を伴うことは必至ですし、最近では、弁護士が急増したうえ、不況で訴訟などが減っていることが原因で、弁護士業界も格差社会に突入したようです。
http://mainichi.jp/select/news/20130508k0000e040150000c.html
オマケに、現在はネット社会です。家電製品ひとつ購入するにしても、ちょっと医者にかかるにしても、まずはネットで検索して性能や設備、得意分野や評判などを入念に調べた上で、どれ(どこ)にするか選択します。
弁護士だって御多分に漏れず、検索の対象となるはずです。
ところが、ネット上では、裁判所や検察がまともに機能していないことに怒った被害者や当事者が、真実の情報を実名で発信しています。
検索結果にかかれば、客は避けるはずです。
より厳しい状況になることは想像に難くありません。
そこで、いわくつき裁判官や検察官の再就職先として考え出されたのが、法科大学院ではないでしょうか。
それにしましても、検察官や裁判官を目指す受験生のほとんどは、日本が法治国家であるということを何の疑いもなく信じているはずです。そして、強い正義感のもとに、悪を懲らしめ、困っている人を助けようなんて高い志をもっている受験生も数多くいるはずです。
ところが、めでたく合格し、何も知らずに、いつの間にか腐敗した組織の一員になってしまった彼らは、不正の片棒を担がされることになるのです。
特に国家権力が関与する事件を担当させられれば、不正は避けられません。
福島地方法務局による証拠差し替え事件では、検察官になって2,3年の新米検事が、証拠を隠して嘘の説明をし、核心部分を話そうとする私に、突然別な質問をして話題をそらし、話させないようにしました。
福島地検いわき支部による意図的な証拠隠し
悪名高い特捜部・特別刑事部などならまだしも、支部の新米検事までもが不正を行っている現実に、一国民として、少なからぬ衝撃を受けました。改めて、腐敗の根深さを痛感しました。
事件の結論は、組織の中であらかじめ決められています。ですから、限られた証拠から結論に至るストーリーを無理やり作り上げることだけが、彼らの重要なミッションとなっているのです。
自分の頭で考え結論を導き出すわけではないので、難関を突破した優秀な頭脳も、さびついてしまいます。論理的に矛盾していようが、証拠と一致していまいが、それに不快感を覚えることなく平然とデタラメな結論を書きます。
何事も筋道を通して理屈で考えたくなる人から見れば、まったく違う人種にさえ感じられるのです。
権力を盾に、何をやっても許されると思っているところが、まさに「裸の王様」なのです。




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