刑事告訴

まさか最高検までが告訴状をタライ回しするとは・・・・!!

裁判での証拠捏造事件の告訴状は、実に4つの検察庁を周回し、最高検から福島地検いわき支部に回送されたことで一番初めの検察庁に戻ってきたようです。
当初1人だった被告訴人は、いわき支部を出た段階で8人とひとつの団体に増殖し、その状態で一巡りしたことになります。


そもそも、証拠が捏造されたことについては、裁判でも再三にわたり指摘していました。なんと言いましても決定的な証拠は、捏造された文書は、当時そこで使用されていたのとは違う書式の用紙に書かれていたことです。被告代理人を務める訟務検事は、そのことについて調べる権限も、適切に対処する権限も有していたにもかかわらず、指摘を無視し最後までその証拠を取り下げることはありませんでした。
ですから、訟務検事の関与については当初から疑わしい状況にあったのです。
ただ、こちらが訟務検事の関与を裏付ける明確な証拠を示せない以上、告訴するわけにもいきません。
最近は、証拠もないのに推認のみで事実認定する裁判官がいたりしますが、そのような人種とは、私は一線を画しているつもりです。
ということで当初は、証拠を捏造した行政職員のみの告訴となりました。(速報!告訴状 正式に受理されました!


ところが、この告訴状を受理した福島地検いわき支部の芦沢検事と霜山事務官のコンビが、ボロを出してくれたおかげで、行政職員の単独犯行とならざるを得なかった事件が、被告代理人を務める法務局の関与と、それを隠蔽しようとする検察を含む法務省全体に及ぶ大事件へと一気に発展しました。
まさに、正義の女神”が微笑んでくれたとしか言いようがありません。


そのプロセスをまとめてみます。

① 昨年7月、証拠を捏造した行政職員を福島地検いわき支部に刑事告訴
ところが、 担当の芦沢検事が、捏造を決定づける重要な証拠を隠して嘘の説明をし、不当に不起訴にしたことが判明。(福島地検いわき支部による意図的な証拠隠し
捏造を決定づける本来の証拠の存在が明らかになったということは、裁判の際にもその証拠が存在していたことになり、訟務検事が本来の証拠を隠して虚偽の陳述をしていたことになる。

福島の法務局に問い合わせたが、その事実に驚いたり否定することもなく、常態化している雰囲気が感じられた。
不正を 法務局が認めてしまった!!


② 今年7月、証拠を捏造した行政職員のほか、裁判で虚偽の文書を作成・行使し続けた訟務検事5人と犯人隠避に該当すると思われる芦沢検事などを加えて仙台地検に告訴。
いわき支部と福島地検の対応が不適切であったことから、組織的な隠蔽が疑われたため、新たな告訴状は仙台地検に提出した。
さらに、国家賠償訴訟が、裁判所と法務局双方の不正のもとに行われていたことが判明したため、国を詐欺罪で告訴。
国を詐欺罪で告訴しました!!  ~国家賠償詐欺~


ところが、告訴状は福島地検に提出するようにと、次の文書とともに返戻された。

返戻 縮小

これに対する反論は次の記事をご覧ください。
告訴状 やっぱり戻ってきました!!

この告訴状を仙台地検に提出したことで、国家賠償訴訟を巡る3つの事件の上申書と告訴状は仙台地検に集約されたことになり、国家賠償訴訟が国家ぐるみの不正のもとに行われているということが鮮明になるはずだったが、証拠捏造事件の告訴状が返戻されたことで、この私の目論みはすっかり台無しにされてしまった。

さらに、今年2月に仙台地検に提出した二審の裁判官らによるデタラメ判決事件ブログコピペ事件については何の音沙汰もないので問い合わせてみたところ、、①文書での回答はできない、②誰が判断したかも教えられない、③代理を介しての電話での伝言であることなどから、これら上申書に対する仙台地検の不起訴の判断は信用できないものであるので、半年も放置された挙句、仙台地検による判断がなされなかったものと受け留めることとし、提出していた上申書2通と証拠書類を返してもらった。ちぐはぐな対応の 自己チュー検察!

裁判所の不正と法務局の不正、これらが二つセットで検証されることで、国家賠償制度が形骸化されているということが鮮明になる。  しかも国の完全勝訴率98%という数字を考慮すると、私のケースだけが特殊だったとは考え難い。

国家賠償訴訟を巡る3つの事件をまとめて最高検に提出しようと、仙台地検から返戻され福島地検に提出していた告訴状は返してもらった。

そのときに添えられていたのが次の文書です。

福島地検 返戻 縮小

④ 仙台地検から返してもらった2つの事件の上申書と、福島地検から返してもらった告訴状をひとまとめに最高検に送った。
福島地検からの文書に新たに書き加えられてあったのは、時効のことだけだ。
一部の事件については、既に時効になっていることは私も認識していたが、告訴状受理の際に例文に沿うように細かいところを何度も訂正された挙句、それらを含めて、福島地検にお伺いを立てた上で正式受理になっているので、今更指摘されるのも変な話である。
さらに、行政職員による虚偽公文書行使については、いわき支部が証拠を隠して不当に不起訴処分にした直後に時効になっているので、それを明示する意味においても、敢えて訂正せずに、先月中旬、3つの事件の告訴状と上申書を最高検に送った。


ところが今月、飲み物か何かをこぼして汚くされた上申書2通は直近の上級庁である仙台高検に不服申し立てをするようにと私の元に返戻され、告訴状は、最高検からいわき支部の方に、直接、回送された。(最高検察庁は最低検察庁!!

返戻された上申書に添えてあったのが次の文書です。

最高検 返戻 縮小

告訴状を返戻または回送されるときに添えてあった上の3つの文書を比較してみると面白いです。
それぞれの事情が垣間見えます。


当初から事件に関係しない仙台地検は、難癖をつけて事件とのかかわりを避けようとしています。
告訴状の受理にゴーサインを出し、いわき支部の不適切な対応について私からの苦情を受けている福島地検の文書は、基本的に仙台地検の文書に倣っています。
最高検は、余計なことを書いて責任追及でもされたら大変と考えたのか、ほとんど事務連絡のみです。


 それでも、この告訴状を福島地検いわき支部に送ったこと自体、妥当であったのかどうかは最大の問題です。
芦沢検事の不適切な対応を、いわき支部が組織ぐるみで隠蔽しようとしていたことは前回の記事でもお伝えしている通りであり、そのような検察庁に捜査をさせることは甚だ疑問です。
また、国家賠償訴訟が法務局と裁判所双方の不正のもとに行われており、検察が法務局のかかわる事件を握り潰したという国家ぐるみの重大な犯罪を、最高検自らが捜査せず、別々の検察庁に振り分けた挙句、検察官が3~4人ぐらいしかいないようないわき支部に押し付けたということは、極めて信じがたいことです。


このところ法務省からのアクセスが、また頻繁にあります。
最高検と法務省がグルになって事件を握り潰そうと画策しているのでしょうか
それとも、いわき支部に回送したことを後悔しているのでしょうか
 今後の展開に、是非ご注目いただきたいと思います。


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2コメント

No title

とても魅力的な記事でした!!
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。。

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Re: 履歴書の添え状様

お褒めいただき、ありがとうございます。
“魅力的な記事”という表現がうれしいですね。
今後も、よろしくお願いします。



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