書留検索の不思議 だいぶ納得できました
そんな中、阿修羅の関連記事のコメントに、当ブログの記事を紹介してくださった方がいらして、新たに多くに方々から関心をもっていただいているようです。
そのような影響からか、先日、以前お伝えした郵便の書留検索の記事について、郵便局の方から詳しいコメントをいただきました。
書留検索がおかしいというある方からの情報に基づき、検索結果の動きに注目していたところ、確かに不審な動きが確認できたので、一昨年の6月から8月頃にかけてブログでお伝えしたのですが、それぞれの不可解な動きについて、今回、郵便局の方から、このようなケースがあり得るということで、詳しいコメントをいただきました。
詳細については、それぞれの記事のコメントをご覧いただくことにして、ここでは、個々のケースについて、簡単にまとめてお伝えします。
※ 詳細について興味のない方は、

①(不審点)同じ郵便局で引き受けた郵便であるにもかかわらず、書留番号が
前後したり、番号が飛んでいたりする。
連番であるにもかかわらず、日付が飛んでいる。
同じ番号が、違う郵便局でも使用されている。
A 書留の封筒に貼られる番号とバーコードのシールが、五巻一箱(今は最大
請求数三巻)になっていて、その中では、(番号が)繋がっているが箱同士は
離れてる場合が多々ある。
局によって、貼付器が一つずつだったり複数あったりする。
大前提として、(番号を)「必ず順番に使わなければならない」とは決まっていない。
そもそも支社に請求しても、必ずしも連番が来るとは限らない。
②(不審点)「引受」「発送」の表示がなく、いきなり「到着」から始まる郵便物がある。
A 受取人払いや返信切手が貼ってある郵便物がポストから上がってくる場合が
「頻繁」にあり、これを差立(「さしたて」=発送側)の時に気づかずに
流してしまい、到着局で入力することも毎日ある。書留=窓口とは限らない。
重大事故であるが、一般に流してしまった。
引受支店と配達支店が同じ場合、面倒だから到着から入れてしまう職員がいる。
(これを見つけたら怒って良い。)
③(不審点)引受の表示はあるが、発送の表示がなく到着になっている。
A 簡易書留は、中継局の処理が簡素化された。一般なら事故。
※ ①~③について詳しくは、 「書留検索には、ダミーの書留番号が多数存在! ~不審な書留検索②~」 をご覧ください。
④(不審点)同日同時間帯で番号が飛んでいる。
A それぞれのお客様の処理が済むのが前後した。
⑤(不審点)番号が抜けていたところに、新たに追加される。
A 間違えてバーコードを打った(例えば一般と簡易を間違えた)場合、
欠番にする方法と使い回す方法とがあり、後者だと思われる。
(欠番は帳簿計算紛らわしいので、なるべくしない。)
⑥(不審点)「お届け先にお届け済み」が、何件も全部同じ時刻になっている。
A 自局引受自局引渡の私書箱、大口、同文内容証明の何れかだと思われる。
(金融機関だと同文内容証明を会社名義、個人名義、同居人etcと同じ文を
同じ住所に送付する事がよくある。)
※ ④~⑥について詳しくは、 「ダミーの書留検索 誕生の瞬間を捉えることに成功! ~不審な書留検索③~」 をご覧ください。
⑦(不審点)郵便の発送ルートが間違えて表示されていて、3日後に正しく
訂正された。
A 新東京で数が合わず見切り発車したものと思われる。この場合各支店と
連絡を取り合い、自支店の帳簿と送達証(書留番号が書かれた紙)を
見ながら調整する。
⑧(不審点)書留番号の違う3つの郵便物が、「発送」「到着」「お届け先に
お届け済み」の日時等もすべて同じになっている。
A 同文内容証明か、一回に数通同時に出入試の可能性もある。
※ ⑦⑧について詳しくは、 「デタラメの書留検索は民営化になってから?それとも以前から? ~書留検索④~」 をご覧ください。
⑨(不審点)郵便物が、統括支店(地域内の各郵便局で集められた郵便物を
集約して区分し、他の地域とのやりとりの業務を専門的に行う郵便局の
こと。)を経由していない。
A パレットという台車を使って輸送するが、空気輸送を極力避けるためか、
統括支店から統括支店に輸送されるとは限らない。
スペースや効率、人手を考慮し、○統括支店発、○支店経由、○統括支店行き
というのが結構ある。
※ ⑨について詳しくは、 「最高裁からの郵便物が銀座支店を経由するのは カムフラージュのため?」 をご覧ください。
※ 尚、ゆうパックについてもコメントをいただいていますので、こちらをご覧ください。
「ゆうパックでもデタラメ表示! ~書留検索だけではなかった!~」

ただし、稀にアクシデントが起こり、おかしな表示になることもあるようです。
思い込みで勝手な判断をするようなことがあってはなりませんので、書留番号の動きについては郵便局の方のご説明を素直に受け入れたいと思います。
個人的には、郵便は相手にきちんと届きされすればよいと思っているので、どんなルートで届こうが、あまり気にならないのですが、これが、最高裁からの郵便となったら、話は別です。
郵便の配送ルートのみ問題にするのなら、郵便局の方の説明で納得できる部分もあるのですが、最高裁からの郵便については、他にも不審なことがたくさんあります。
問い合わせたときの職員の対応も、途中から急にしどろもどろになったり、これは何かあるなと直感しました。






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