不可解な出来事!




さっそくですが、年末に不可解な出来事がありました。
暮れも押し迫った29日、遠くまで車で出掛ける予定があったので、冬タイヤに交換することにしました。
車のタイヤといえば、学生のときに、専門外でしたが「機械工学概論」なる科目があって、デファレンシャル・ギアの仕組みについてのレポートを書かされた記憶があります。車がカーブを曲がる際、内輪と外輪の回転差のバランスをとるギアのことです。
今でしたら、ネットですぐに必要な情報が引き出せるのですが、あのころは、それほど発達していませんでしたので、何冊もの専門書から必要なところだけを抜粋し、要領よくまとめ上げるというのが一般的でした。
その仕組みに、なるほど上手く出来ているものだと、感心した覚えがあります。
こんな話をすると、タイヤ交換ぐらい自分でするのかと思われますが、現実問題として、タイヤは重たいし、重労働ですし、手や衣服は汚れるし、何よりも安全性を考慮し、プロにお任せするのがベストだと個人的には考えています。
それで、午前10時半頃、冬タイヤを積み込んでオートバックスに行ったのですが、タイヤ交換の車で混み合っており、夕方か夜になるかもしれないということで、順番が近づいたら連絡をもらうことにし、出直すことにしました。
意外にも3時ごろ早めの連絡があり、再び出向きました。
しばらくして、タイヤ交換が終了したという呼び出しのアナウンスがあったので、ピットに行くと、作業員から驚くべき事実を告げられました。
それまで装着していたノーマルタイヤを固定するナットが2本、無くなっていたということなのです。
しかも、前輪の右側(運転席側)の5本のうちの2本が無くなっていたのです。
もし、タイヤが外れたりしたら、どこが最もダメージを受けるかは分かりきったことです。
ほんとに驚愕しましたし、恐ろしくなりました


仮に、しばらく点検をしていなかったというのなら、稀に、そのようなこともあり得ると、無理やり納得することも出来ますが・・・・
そういう状況ではないのです。
なにしろ、つい2ヶ月前にディーラーで定期点検を受けたばかりなのです。
タイヤを外しての点検だったのですが、点検の後で、ナットを取り付け忘れたということは、到底考えられません。
長さ4~5センチ、直径3~4センチもあるナットです。取り付け忘れたなら、すぐに気がつくはずです。
たった2ヶ月で、ネジが緩んでしまったということも考えられません。
年末年始の休業で、ディーラーの担当者とは、まだ連絡がとれていませんが、確認してみる必要があります。
もし、気がつかずに、あのまま走り続けていたらと思うとゾッとします。
あれから1週間近くになりますが、いまだに、ずっと気になっています。




- 関連記事