国民の最近の関心事といえば、ワクチン接種とオリンピック開催の是非ではないでしょうか。
訪問させていただいているブログでも、そのような話題が多くなっているように思います。ワクチンの副反応を心配している方のために、まずは、最近、2回のワクチン(ファイザー)接種を終えた知り合いの4例についてお伝えします。
医療機関に勤務する知り合い4人のうち、3人は軽い副反応だったようですが、1人は少し重症だったようです。60代前半の男女3人は、1回目の接種では接種部位に多少痛みがあったということです。
2回目では、それに加え、多少の倦怠感があったということで、特に重大な副反応は現れなかったそうです。
それより少し若い40代の女性は、1回目の接種直後、2,3時間は特に問題なかったそうですが、その後、次第に頭痛が激しくなり、5,6時間後にはピークになり、その後は収まり、翌日には普段の体調に戻ったということです。
2回目の接種後は、接種当日の夕方には発熱、この段階では、まだ微熱だったということですが、深夜には頭痛が激しくなり、解熱鎮痛剤を服用、翌朝には38℃の発熱で仕事を休み、日中、38,5度まで上昇したということです。
その翌朝には微熱に戻り、仕事に復帰したということです。やはり、ある一定の割合で、発熱・頭痛などの副反応が現れ、1回目より2回目の方が重症化するということは、これまで言われてきた傾向と一致するようです。
少ない症例からは断定できませんが、年齢が若い方、男性より女性の方が、免疫反応が敏感だということなのでしょうか。ところで、こんな情報をご存知でしたか?新型コロナのワクチン接種後に副反応などで死亡した場合、医療機関の過失の有無にかかわらず、国の健康被害救済制度によって一時金として遺族に4420万円が支払われる。そのほか、葬祭料として20万9千円も給付される。
日常生活全般で介護が必要になる1級の障害が生じた場合、年額で505万6800円を支給する。
ということを田村厚労大臣が、国会で答弁しています。https://www.hokkoku.co.jp/articles/-/336143副反応が生じれば、その責任は製薬会社にあると思うのですが、そのワクチンを購入して国民に接種させている政府が、なぜ、そこまで手厚く補償する必要があるのでしょうか。
それだけ危険性のあるワクチンであることを政府が認識しながら、蔓延防止のために国民に使用させるということなのではないかと受けとめられます。
確かに、ワクチン接種により国全体としての感染は低く抑えられたとしても、接種で命を落としたり、重い後遺症が残った本人や家族にとっては重大問題です。ワクチン接種が進んでいる国の感染状況を見ても、現在使われているファイザーやモデルナのワクチンには、感染を抑える一定の効果はあることは確かなようです。
ところが、ワクチン接種によって抗体ができてしまったために、別の危険にさらされてしまうというのが、抗体依存性増強(ADE)の問題です。抗体には、ウイルスであることを認識して、ウイルスが細胞に侵入したり複製したりしないようにする「中和抗体」と、ウイルスに結合することはできるが、何らかの理由でウイルスの感染力を中和することができない「非中和抗体」があります。
その人がウイルスに対する非中和抗体を持っている場合、特定のウイルスは、より病原性を高める方向に作用します。
それが、抗体依存性増強(ADE)といわれる問題で、コロナウイルスがこれに当てはまります。
過去のすべてのコロナウイルスに対して、ワクチン開発が成功しなかった理由は、 ADE によるものです。尚、新型コロナの重症患者でも、「感染増強抗体」といわれる、中和抗体の働きを弱める抗体の高い産生が認められています。https://resou.osaka-u.ac.jp/ja/research/2021/20210521_3ワクチン開発者を含めて、多くの専門家たちが ADE のことを知っていて、それが解決していないことも知っていたといいますから恐ろしいことです。https://indeep.jp/urgent-warning-of-ade-again/そういえば、医療従事者への接種があまり進んでいないようです。
2月に始まった医療従事者への新型コロナウイルスワクチン接種ですが、今月25日の時点で、2回の接種を完了したのは全国で約57%だが、東京都内では約48%にとどまっているということです。https://www.asahi.com/articles/ASP5W41FYP5VULEI001.htmlADEのことを知っているからこそ、接種をためらう医療従事者が多いのではないでしょうか。
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