最高裁判所と東京中央郵便局との怪しい関係!
実際に最高裁判所内郵便局から送った郵便物の流れや、書留検索に表示されている他の郵便物の流れから、最高裁判所内郵便局から差し出されるケースのみ、最高裁判所の集配地域外にある統括支店でもない銀座支店を経由していることが確認されました。
この不可解な郵便の流れから、もしかしたら一部(一部か大部分かはわかりませんが?)の郵便物は銀座支店から直接差し出されているのではないかという大胆な仮説を立てました。
最高裁判所内郵便局から差し出されたように見せかけて、実は、銀座支店から差し出されており、そのことをカムフラージュするために、最高裁判所内郵便局から実際に差し出された郵便物も銀座支店を経由させているのではないかと。
私がこのように考えるヒントになったのが、最高裁判所から送られたことになっている記録到着通知書の封筒の消印です。
ブログの読者の方が提供してくださった情報をまとめると、記録到着通知書の普通郵便の消印は次のようになります。
Aさん 2005年(平成17年12月) 東京中央
Bさん(私) 2007年(平成19年10月) 丸の内
Cさん 2008年(平成20年9月) 銀座
これらの3つの郵便局について、当初は全く関係ないのかと思っていたのですが、Wikipedia 『東京中央郵便局』 、 『郵便事業丸の内支店』 、 『郵便事業銀座支店』 で、民営化に伴う郵便局や支店の統廃合の流れをたどると、あることが判明しました。 東京中央郵便局(丸の内支店の前身) 〒100-8994 中央区八重洲一丁目
↓ 丸の内支店 〒100-8799 東京都千代田区丸の内
2007年10月1日~2008年5月6日、民営化後7ヶ月間だけ東京中央郵便局に併設されていた。
Wikipedia 『日本郵便 丸の内支店』 より
「 2007年10月1日より2008年5月6日まで東京中央郵便局に併設されて
いた。
翌5月7日に、銀座支店へ統合された。民営化後7ヵ月だけ存在した支店で
ある。」
↓ 銀座支店(前身は銀座郵便局)
2008年5月7日に、丸の内支店が、銀座支店に統合された。
Wikipedia 『郵便事業銀座支店』 より
「2007年(平成19年)10月1日の民営化時点では中央区・港区の一部の
集配業務を受け持った支店であったが、2008年(平成20年)5月7日に
丸の内支店の郵便区(集配業務)を当支店に統合したため、千代田区の
一部(郵便番号上3桁が100の地域)の集配業務についても受け持つ
ことになった。」
千代田区隼町にある最高裁判所の郵便番号が〒102-であるので、本来、銀座支店が最高裁の郵便物を扱うことはありません。
しかし、記録到着通知書の配送には、民営化以前から、最高裁判所の集配地域とは無関係の中央郵便局がかかわっており、中央郵便局の流れを汲んで現在の銀座支店に至っているとすれば、東京中央郵便局→丸の内支店→銀座支店の流れは必然的な変遷であり、上記の記録到着通知書の3つの消印とも一致するのです。 つまり、記録到着通知書は、民営化前の2007年(平成19年)9月までは東京中央郵便局から差し出されており、民営化後の2007年(平成19年)10月~2008年(平成20年)5月6日の間は丸の内支店から差し出され、丸の内支店が銀座支店に統合された2008年(平成20年)5月7日以降は銀座支店から差し出されていることになります。
ですから、差出元が最高裁判所になっている記録到着通知書の流れと同様に、最高裁判所から差し出された書留等の他の郵便物についても、中央郵便局の流れを汲む銀座支店を経由すると考えるのが自然です。
東京中央郵便局について、さらに詳しく調べてみると、興味深い事実に遭遇しました。
このことについては、次回にしましょう。
- 関連記事