最高裁からの郵便物が銀座支店を経由するのは カムフラージュのため?
黒猫さん(イノシシさんがブログを開設され、ブログのニックネームが「黒猫」ですので、今後は「黒猫さん」にします。)と私は、1ヵ月半ほど前に、最高裁判所と東京高等裁判所から郵便物を送り、その流れを調べました。
郵便物の流れを、書留番号検索を利用してリアルタイムで追跡した結果、本来なら表示されるはずのない未来の日時が表示されていたことから、配送ルートとは違うところで、郵便物の動きとは無関係に配送表示だけが操作されている可能性があるということを突き止めました。
さらに、これらの郵便物の配送ルートには、決定的な瑕疵がありました。
それは、統括支店(地域内の各郵便局で集められた郵便物を集約して区分し、他の地域とのやりとりの業務を専門的に行う郵便局のこと。)である新東京支店を経由していないということです。
『デタラメの書留検索は民営化になってから?それとも以前から?~書留検索④~ 』でお伝えした金沢支店を巡るダミーと思われる郵便物と同じことが、ここでもやられていたのです。
最高裁から送った郵便物 東京高裁から送った郵便物
調査のために最高裁判所から送った郵便物の前後の郵便物についても調べてみた結果、ある興味深い事実が判明しました。
その前に、まずは、最高裁判所から差し出された郵便物を最初に扱う(集める)のは、どこの郵便局かということを確認しておく必要があります。
郵便局員の説明は、麹町支店と銀座支店に分かれていますが、日本郵便のホームページにある「お届け日数を調べる」に最高裁判所の郵便番号を入力して検索すると、差出元として麹町支店が表示されますので、麹町支店が正規の取扱店ということになると思います。
そのことを踏まえ、次の二つの郵便物の流れに注目してしてください。
不審な郵便物の流れが浮かび上がってきます。
①
最高裁判所内郵便局から差し出され、その最高裁判所の所在地と同じ配達地域である麹町支店の地域に配達されているにもかかわらず、敢えてその地域外の銀座支店を経由している。
※ 銀座支店は統括支店ではない。
②
最高裁判所内郵便局から秋田県内のあて先に配送されたものの、あて先が不明であったため、麹町支店の地域の差出人に返送されたケースである。
(最高裁判所内郵便局を一般の人が利用するとはあまり思えないので、最高裁が差出人かと思われるが。)
最高裁判所内郵便局から発送されるときには、統括支店である新東京支店を経由せずに銀座支店から、秋田県内の統括支店である秋田支店に発送 されているが、秋田支店から麹町支店に返送されるときは、正規のルートである新東京支店を経由して、銀座支店を経ずに麹町支店に送られている。
①のケースと、②の返送の際のケースを比較してみると、双方とも最終的には麹町支店に送り届けられているにもかかわらず、①では統括支店ではない銀座支店から麹町支店に送られ、②では新東京支店から銀座支店を経ずに麹町支店に送られています。
上記のように、調査のために最高裁判所から送った郵便物も銀座支店を経由しています。 最高裁判所内郵便局から差し出されるケースのみ、なぜ、本来ならまったく関係ない銀座支店を経由しなければならないのでしょうか
特に、①のケースでは、最高裁の所在地と同じ配達地域である麹町支店の地域に配達するにもかかわらず、なぜ、敢えてその地域外にある統括支店でもない銀座支店を経由して麹町支店に戻される必要があるのでしょうか
この不可解な郵便の流れを、みなさんは、どう捉えますか? 大胆な推測かもしれませんが、もしかしたら一部(一部か大部分かはわかりませんが?)の郵便物は、銀座支店から直接差し出されているのではないかって思うのです。
最高裁判所内郵便局から差し出されたように見せかけて、実は、銀座支店から差し出されているのではないかと・・・・
そのことをカムフラージュするために、最高裁判所内郵便局から実際に差し出された郵便物も銀座支店を経由させているのではないかと
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