FX手数料

投票先を決める上で 参考になれば!! ~安倍首相の行動原理~

07/04
参議院選挙まで、一週間を切りました。
憲法改正にあれほど意欲的だった安倍政権が、今回の選挙の遊説では憲法改正についての言及を避けています。
安保関連法の成立過程に見るように、安倍首相には、集団的自衛権行使容認の問題から国民の目をそらすように仕向けて衆議院選挙に臨み、選挙で大勝した後は一部の議員による閣議決定で憲法解釈を変更して憲法違反の法律を成立させたという前科があります。
今回の選挙も、憲法改正という重大な争点隠しが指摘がされています。


憲法改正についは国民投票が義務付けられていますので一部の議員で勝手に決めることはできませんが、本質的な問題から国民の目がそれるように仕向けて、陰でこっそり重要な法律を成立させることは、安倍政権の得意とするところです。
その淵源は、安倍首相のおじいさんである岸信介首相の時代までさかのぼることが、矢部宏治氏の『日本はなぜ、『戦争ができるきる国」になったのか』という本から知ることができます。


過去の記事で紹介した矢部宏治氏の『日本はなぜ、「「基地」と「原発」を止められないのか』という本は、衝撃的な内容でしたが、これに続く今年5月末に出版された『日本はなぜ、『戦争ができるきる国」になったのか』という本も、また衝撃的な内容です。

普通の生活を営んでいる私たちにとっては信じがたいことですが、1952年に独立国家として主権が回復した後も、アメリカによる軍事的な占領状態が継続されているということは、国際問題研究家の新原昭治氏が発見した極秘文書から明らかになっています。
その占領状態を説明する上で重要なポイントとなるのが、当時の岸信介首相と藤山外務大臣が結んだ「基地権密約」と「指揮権密約」です。
今回は、このうちの「基地権密約」の問題について紹介したいと思います。


血は争えないということなのか、あるいはCIAの入れ知恵であるのかどうかはわかりませんが、安保関連の法律成立に関しては、岸首相の時代も安倍首相の時代も、国民の目を誤魔化す姑息な手段がとられています。
おじいさんの岸首相の時代に密約としてひっそりと隠されていたものが、孫である安倍首相の時代に、憲法を改正することでオモテの法律として姿を現そうとしており、今回の選挙はそれを決定する重要な選挙になります。


一冊の本の内容をブログの一記事でお伝えしても表面的なことにとどまってしまいますので、参議院選挙の投票先を決めるうえで参考になるようなことに焦点を絞ってお伝えしたいと思います。

1960年の安保改定で、「旧安保条約と行政協定」が「新安保条約と地位協定」に変更されましたが、この中に書かれている基地権については条文の表現を変えることで、見せ掛けだけを変更し、行政協定の中身には手を付けないことが前述の岸信介首相と藤山外務大臣によって結ばれた密約で合意されました。そのため、「占領継続状態」がそのまま引き継がれているということです。
この二人は、行政協定の改定問題で「ウラでどんな密約を交わしてもよい。オモテの見掛けが改善されていれば、それでよい」という立場をとっていたということが新原氏が発見したアメリカ側の極秘電報から明らかにされています。
A級戦犯だった岸信介を、米CIAは1948年に助命・釈放し、CIAの工作員として雇ったということは事実のようですので、岸信介首相は、そのミッションを忠実に果たしたということなのかもしれません。


日米行政協定(1952年)第3条1項と日米地位協定(1969年)第3条1項は、見掛けは違いますが、内容的にはほとんど同じことを言っており、わかりやすく言うと次のようになります。

日米行政協定(1952年)第3条1項(前半)、日米地位協定(1969年)第3条1項(前半)
「アメリカは米軍基地の中で、何でもできる絶対的な権利をもっている」

日米行政協定(1952年)第3条1項(後半)、日米地位協定(1969年)第3条1項(後半)
「アメリカは、軍事行動を行う上で必要な、在日米軍基地へアクセス(出入り)するための絶対的な権利をもっている」

矢部宏治氏は、著書の中で、密約について次のように述べています。

「密約という「目に見えないルール」の影響は、計り知れないほど大きく、ひとつの密約が下流に行くにつれて無数のウソを生み、そうした無数のウソを誤魔化すために、また何倍ものウソが必要になってくる」

まさに、平気で嘘をつく安倍首相の行動原理そのものです。

        

banner_03.gif
ブログランキング・にほんブログ村へ

関連記事
スポンサーサイト
Comment
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
全部ウソ
ある人が書いていました。
安倍は、
息をするように嘘をつく奴だ、と。
同感です。
こいつの手法は、
自分の本音と真逆の事を吹聴しながら、
現実には本音を全部ごり押しで通し、
メディアの操作と秘密保護法で全部隠蔽する手口。
「積極的平和主義」
現実には軍国主義、
そして近隣諸国への侮辱とバッシング、
靖国参拝による挑発、
それによって、
近隣との軍事的緊張を意図的に高めるのが狙い。
「一億総活躍」
現実にはあらゆる福祉をカットし、
奨学金も高利貸しに売り、
医療も介護もカットして、
全国民の弱体化を狙った。
「トリクルダウン」
現実には貧しい人々が豊かになるどころか、
富裕層だけに富が集中する事が狙い。
「女性が輝く社会」
現実には、
女性が正職員に就職できず、
時間外加算をカットされ、
収入を減らされながら、
介護も育児もさせられるという、
女性の奴隷化が狙い。
何もかも全部、
真逆の言葉を弄して、
自己の悪事を隠して、
数の論理で通し、
次々に残酷な「方策」を繰り出し、
メディアの操作によって正当化する。
ヒトラーやスターリンそのままですね。
知り合いは言います。
「安倍の正体は自民党じゃない。
 共産主義独裁者だ。
 自民党のスターリン、
 あるいは、
 日本の毛沢東だ」と。(^‿ ^)
Re: motomasaong 様
おっしゃる通りですね。
こんな政治家に日本を任せていたら、日本の制度の良いところがみな破壊され、アメリカのような格差社会になってしまいます。
格差社会は小泉政権の頃からすでに始まっていますが、さらに酷くなるばかりです。

それに、戦争を仕掛け、軍備を拡張する方向に誘導することで、バングラデシュで起きたてテロのように、これからは日本人の生命が狙われる割合が格段に高まります。
早く手を打たないと日本は大変なことになります。
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
Trackback
Trackback URL
Comment Form
管理者にだけ表示を許可する
最近の記事
過去のすべての記事
お探しの記事をすみやかにご覧になりたい方は、こちらをクリックしてください。 過去のすべての記事のタイトルと冒頭の文が、ご覧いただけます。
カテゴリー
リンク
ブロとも一覧
メールフォーム

お名前:
メールアドレス:
件名:
本文:

月別アーカイブ
最近のトラックバック
今日の天気予報

-天気予報コム- -FC2-
FC2カウンター
人気ブログランキング
banner_03.gif
ブログ村
ブログランキング・にほんブログ村へ
FC2ブログランキング
プロフィール

ろーずまりー

Author:ろーずまりー
趣味にスポーツにと、平凡な主婦の生活を送っていましたが、夫の長時間労働を労働基準監督署に相談したことをきっかけに、その生活は一転。行政の理不尽な対応に、自ら国家賠償訴訟をすることに。
理系の出身ですが、知的好奇心に駆られた私は、法律関係の勉強に、けっこうはまってしまいました。
中立性に欠ける国家賠償訴訟の実情を、より多くのみなさんに知っていただきたいと思い、ブログを開設いたしました。

QRコード
QRコード
オセロゲーム
ブロとも申請フォーム