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不正の温床となる 検察・裁判所の前近代性

02/04
前回の記事で、下記のように書いたところ、誤解された方もいらっしゃるようなので補足しておきます。
(前回の記事のコメントに記載したことと重複しますが、改めてこちらの本分でもお伝えします。)


証拠捏造事件での検察の判断を巡り (前回の記事より)
『 検察が不起訴にすらかどうかを決定する際に、考えなければならないことは、不起訴にする根拠、つまり、“捏造されたものではないことを証明する責任”が検察にあるのかどうかが問題になります。
その責任が検察にないとすれば、逆に、捏造されたものであることを証明する責任”は、私にあります。』


検察が起訴・不起訴の判断をする際の基準を、挙証責任の基本的な考え方に基づいて考察してみたのが、前回の記事です。
起訴され裁判になった場合には、検察に、被告人の犯罪を立証する責任がありますが、前回の記事で述べているのは、その前段階のことなのです。

告訴している事件を不起訴にするということは、検察が、その事件性・事件の重大性を認めていないということなので、検察に事件性・重大性を認めさせるように努めるのは、直接の被害者である告訴人の役割です。
同様に、検察審査会は、検察が不起訴にした事件について、告訴人が、再度、審査を求めるところなので、そこでも告訴人は、事件性・事件の重大性をできるだけ立証しなければなりません。(ちなみに、検察審査会が信用できない組織であるということは、小沢氏の件で騒がれる以前から、すでに認識していました。「検察審査会って裁判所の中にあるけど、本当に大丈夫なの?」


この捏造事件においては、捏造されたことを証明するいくつかの証拠を、私がすでに提出していますので、検察の捜査で得られた情報と照らし合わせ判断することは、本来なら裁判所がすべきことなのです。
ところが、その裁判所の役割である証拠の評価・選別、被疑者の有罪・無罪の判断を、捜査機関である検察が行っているわけですから、告訴人である私が被疑者の犯罪性を立証しなければならない事態になっているのです。
つまり、捜査機関である検察が裁判所の役割を奪い、仕方なく、私が検察の役割を務めているという異常な構図になっているということです。


日本の警察・検察・裁判所は前近代的な組織であり、それぞれ本来の役割を果たしていないために、私の事件に限らず、他の多くの事件でも、このような、おかしなことが起こっているのです。
(詳しくは 「日本の警察・検察・裁判所の特異性」


検察が、裁判所の機能を奪ってしまった場合、どのような弊害が生じるでしょうか
すでにお分かりかと思いますが、最大の問題は、公開の法廷で審議されるべきことが、検察の密室の中で行われることになり、その結論に至るプロセスがまったく見えなくなってしまうことです。
“なぜ、この証拠を採用し、別な証拠は採用されなかったのか?” “有罪になるべき人が、なぜ、不起訴(無罪)にされてしまったのか?”、そのようなことが、外部の誰にも知られることなく決定されてしまうのです。


 つまり、検察が裁判所の機能を奪ってしまうことにより、検察による恣意的な判断が可能になるのです。
検察が恣意的な判断をする傾向にある事件といえば、国家権力による犯罪です。
 検察・裁判所の前近代性が、国家権力による不正の温床となっているといえます。
逆に言えば、国家権力による不正を隠蔽しやすくするために、検察・裁判所の近代化が行われないということになります。


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Comment
郵便送達報告書
燃やせ 殺せ事件の被害者・坪井隆作が原告の裁判傍聴をした 前回期では裁判長と被告代理人から 原告の主張や証人の存在など云いたいことの総てを立証した準備書面の提出を求められていた
ところが原告は被告代理人の態度が弁護士法違反だどうたらとした書面しか出さない

裁判長は再度に事件に関する証人とか主張を要求して 今回も時間を十分に与えるからと 次回期二週間前の提出を促した 被告代理人はこの様子に呆れていた 被告代理人は早く人証尋問に移りたい
あろうことか原告は被告の乙第〇号証のA氏に関する提出主旨が判らないと述べた そしたら裁判長はそれは証拠説明書にあるでしょ 何と記録の精読をしている
多くの本人訴訟をしてきたが 訴状だけの主張で結審の審理不尽ばかりの身には驚きである やはり裁判長は”燃やせ 殺せ事件”の真相解明する訴訟指揮かと 次回期は4月28日 その後に人証尋問と続く 判決は夏休み明け頃か
坪井への提訴が簡裁から地裁に移行した この期日通知が近日にあるが この送達問題もあり以下の疑問を郵政にした

八百長裁判の立証は郵便送達報告書
http://suihanmuzai.web.infoseek.co.jp/110204.jpg.html
Re: 郵便送達報告書
燃やせ・殺せ事件、前にも書きましたが、食用油で燃やしたり、殺そうとすること自体、常識的にはありえないことで、こんなことを大真面目に取り挙げるマスコミ、多額の賠償金を支払う加害者(?)、裁判所(?)もおかしいです。


逮捕へのレール
この事件は処分保留でした つまり起訴猶予より軽い 容疑罪名は器物損壊 しかし器物である家(ダンボールハウス)は無傷で油などかけられていない。

ところがこいつが騒いで新聞・TV報道したものだから舞い上がり ホームレス狩りの被害者を演出 三人の学生たちの親が外交官や裁判官との報道から一人300万の示談金をせしめた 示談成立は隠して被告の弁護士照会請求で始めて暴露された。

しかし女学生だけは拒否 そこで奴は親の職業を探り中学教師と突き止め 検察審査会申立した 事件そのものが存在しない民事提訴での請求主旨は精神的後遺症に基づく慰謝料請求 これがどんなに間抜けで墓穴を掘るのか奴は気付かなかった。

今回も傍聴者はいなかったが原告(奴)の主張は被告弁護士への攻撃のみ 例えば・・あなたの夕方とは何時頃のことか これに弁護士は呆れ「意見ですか」
刑事と民事裁判の違いなど判らない痴呆の本人訴訟に裁判長は辛抱強く個々に指摘をしていた。

執拗に原告の立証責任を追及するのはこれが冤罪事件からです 山場は人証尋問です この事件に証人はいず また逮捕情況も不明 総ては原告の被害者感情のみ
殴り込みして自らの狂言110番から駆けつけたときの奴の怯えは異常だった 当方の提訴が簡裁から地裁に移行したのも また送達先が同じになったのも併合的な審理かと
民事で事件性なしと判示されれば 被告は刑事告訴する 時効完成には未だ2年以上もある。

御殿場事件・・ 全ては、たった一人の女子高生のウソから始まった
http://f13.aaa.livedoor.jp/~hiroppe/gotenba/gotenba.htm
Re: 逮捕へのレール
燃やせ・殺せ事件は、誰が賢明で誰がおバカだったかは、歴然としていますね。
それにしても、最近のマスコミのレベル低下は酷いものですね。

ご紹介の御殿場事件、拝見しました。
いったん事件のストーリーが作られると、何があろうと絶対に曲げない。
捜査側に不利な証拠が出てきても、嘘で塗り固め、そのまま裁判に持ち込む。検察の言いなりの裁判所は、ろくに証拠を精査することもなく、誤った判断を下す。
日本の裁判の典型的パターンでしょうね。
氷山の一角ですよ。
郵便送達報告書
ところで ろーずまりーさんは説明責任について論証していましたが 当方はこの視点が弱く 多くの民事裁判で詰めきれなかったかと無念です。

郵便送達報告書・・訴訟記録にあるがこんなもの関心もなかった これに偽装裁判の証拠価値があれば凄いことであり また相手の説明責任は明確です。
郵便送達報告書を精査・謄写をしたことはありますか?
Re: 郵便送達報告書
検察や裁判所、素人が相手だと思って高をくくっていたせいだと思いますが、論理の矛盾をつくのは案外簡単で痛快ですよ。

> 郵便送達報告書を精査・謄写をしたことはありますか?

これについてはありません。
「偽装裁判」というのが、どういう裁判を指しているかは分かりませんが、私の場合、二審までは確かに裁判が行われ、郵便も届けられるべきところから、届くべきところに届いているので、さほど郵便のことは問題にしていません。
捏造証拠が提出されたとか、虚偽の記載をされたとか、実質的な裁判の中身の不正がハッキリしており、あまり重箱の隅をほじくるようなことまでは、かまっていられないといったところです。

ただ、上告について言えば、記録到着通知書の消印が不審でしたし、問い合わせた最高裁の職員の対応もしどろもどろでしたし、最高裁に提出した書面については、まったく読まれた痕跡が感じられませんでしたので、明らかに偽装だと確信しています。
http://trial17.blog40.fc2.com/blog-entry-70.html
つまり、訴訟費用だけが騙し取られたということになります。
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プロフィール

ろーずまりー

Author:ろーずまりー
趣味にスポーツにと、平凡な主婦の生活を送っていましたが、夫の長時間労働を労働基準監督署に相談したことをきっかけに、その生活は一転。行政の理不尽な対応に、自ら国家賠償訴訟をすることに。
理系の出身ですが、知的好奇心に駆られた私は、法律関係の勉強に、けっこうはまってしまいました。
中立性に欠ける国家賠償訴訟の実情を、より多くのみなさんに知っていただきたいと思い、ブログを開設いたしました。

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